お話の詳細
対人関係
コーヒー豆_レベル._アイコン.くまのようせい
19日前
積み重ねで壊れることが多い
大学1年生の時から友人2人(A.B)と仲良く3人組で過ごしていました。しかし大学4年生の今、友人BさんがAさんと縁を切りたいと言っています。一緒に縁を切らないかと言われました。 Aさんは日頃から物忘れや遅刻しがちな子です。そして、他人に責任を押し付けがちです。(たぶん本人は自覚なし) この4年間そんなAさんに私やBさん、その他の方も振り回されることが多くありました。 例えば… ・サークルを私、Aさん、Bさん含めて数人で作ったが、書類提出を忘れ私が代わりに作成提出した ・なにかしらのミスがあった際謝らない ・課題提出日あるいはテストの前日にいまから勉強するから手伝ってほしいと頼む ・恋愛のいざこざ などなど この4年間少し距離感をあらためようと試みたことは何度かありましたが、距離を少しでも置かれると気づかれ、「私がいないと生きていけない、ずっとそばにいてほしい」など言われ引き止められました。私の性格的にも頼られると断れない性格でほぼ共依存のような関係でした。(今年になりようやく共依存からは抜けられた) 確かに振り回せるのはもうこりごりですが、ただの友人として雑談をするのは楽しいです。縁をきるべきか悩んでいます…
専門回答希望 0個, 共感 3個, コメント 1個
専門家プロフィール
山路 和英 さんの専門回答
16日前
心地よい距離感を見つけるために
#友人関係 #共依存 #コミュニケーション #大学生活
くまのようせいさん、大学1年生の頃から仲良くされてきた3人組の友人関係で、今、大きな悩みを抱えていらっしゃるのですね。友人BさんからAさんとの縁を切ることを提案され、ご自身も長年のAさんの言動に振り回されてきた経験から、複雑な心境でおられることとお察しいたします。
[今回の悩み]
くまのようせいさんは、大学1年生からAさんとBさんと3人組で過ごしてきましたが、現在4年生になり、BさんからAさんとの縁を切ることを持ちかけられています。Aさんは物忘れや遅刻が多く、他人に責任を押し付ける傾向があり(本人に自覚はない)、この4年間、その言動に振り回されてきました。過去にはAさんに「私がいないと生きていけない」と言われ、頼られると断れない性格から共依存のような関係に陥っていましたが、現在はそこからは抜け出せています。Aさんと雑談するのは楽しいと感じる一方で、縁を切るべきか悩んでいます。
[悩みの原因・分析]
くまのようせいさんの抱える問題は、共依存からの脱却と、友人関係の再構築という、非常にデリケートな時期にあることが伺えます。 ・Aさんの特性: Aさんは、ご自身が気づいている通り、物忘れや遅刻、責任転嫁などを自覚なく行っていると考えられます。このような特性は、周囲に大きな負担をかけます。 ・共依存からの回復: これまでAさんとの間で共依存的な関係にあったため、その関係からの脱却は、くまのようせいさん自身の大きな成長です。しかし、その過程で、Aさんとの関係性の再定義に悩んでいる状況です。 ・Bさんとの関係とグループの維持: 友人BさんもAさんに不満を抱えており、共に縁を切ることを提案されていることで、グループの関係をどうしていくかという問題も生じています。 ・感情のジレンマ: 振り回されるのはこりごりだが、雑談は楽しいという感情の矛盾が、決断を難しくしています。
[やってみましょう!]
くまのようせいさんが今、この関係を切るべきかどうか悩まれている状況自体がこの関係を続けるべきかどうかで悩まれているという証拠です。すぐに関係を切るという決断を下すのではなく、この関係がより良いものになるために、負担のない範囲で何ができるかを考えてみてください。 1.Aさんへの具体的なフィードバックと「I(アイ)メッセージ」: くまのようせいさんがAさんと友人関係を続けていきたいと思うなら、Aさんにそのことを気づかせてあげ、改善できるよう手助けを試みることも一つの方法です。どのように困っているのか、もう少し具体的に伝えてみましょう。 「書類提出を私が代わりにすることになったとき、私は少し困ったな」 「ミスがあった際に謝らないところが、私はモヤモヤする」 このように、あくまで「私は~と感じた」という「I(アイ)メッセージ」で伝えることが重要です。責めるのではなく、あなたの感情を伝えることで、Aさんが自身の行動を振り返るきっかけになるかもしれません。 2.Bさんと今後の関係性を話し合う: Bさんとも話し合って、今後のAさんとの関係をどうしていきたいのか、具体的に話し合うことも大事です。大学生はもう大人ですし、人間関係について主体的に決めていくことができます。単純にBさんも含めた今のグループの関係をどのようにしていきたいのかを考え、必要な大人の距離感で付き合っていくことが重要です。 3.「大人の距離感」での関係性の模索: ・雑談ができる友達としての関係: 無理に深い関係を築こうとせず、あくまで雑談ができる友達で居続けるというのも一つの選択肢かと思います。必要な時だけ関わり、それ以外の時間は深入りしないという「大人の距離感」を見つけてみましょう。 ・活動の場を分ける: 大学の人間関係は多様です。全ての場面で3人組でいる必要はありません。例えば、グループで遊ぶ機会を減らし、Bさんと二人で過ごす時間を増やしたり、Aさん抜きで別の友人と行動したりすることで、自然と距離を調整することができます。 ・Aさんの気づきを待つ: 遊びに誘われなかったり、グループに入れなかったりすると、Aさんも「なぜなのだろう」と自問する機会にもなりえます。そのことに対して、くまのようせいさんが必要以上に罪悪感を感じる必要はありません。
くまのようせいさんは、共依存の関係から抜け出し、ご自身の心地よさを求める大切な時期にいます。この悩みを打ち明けてくれたこと自体が、ご自身と友人関係に真摯に向き合っている証拠です。 この相談を通して、ご自身の友人関係の状況を客観的に捉え、一歩踏み出すためのヒントが見つかれば幸いです。ご自身を大切にしながら、より健全で心地よい人間関係を築いていけるよう、心から応援しています。