お話の詳細
メンタルヘルス
コーヒー豆_レベル._アイコン.シオムスビ
1ヶ月前
感情の起伏が激しくて疲れた
最近の自分の体調についてここで相談させてください。 去年あたりから感情の起伏が激しく、テンションが普通の時と落ち込む日があり、落ち込むと自分の人生全て投げ出したくなります。 去年は転職したばかりで、最初はなれない業種でまだ馴染めず気疲れしてるだけで、少しすればなれるだろうと思っていたのですが、あまり変わらず、むしろ少し悪化してるのではと感じました。 最近は夜もなかなか寝付けず、2、3時間だけ寝て仕事に行く日もあります。 次の日の事を考えてしまったり、ありもしない事を考えて不安になり眠れません。 休日も無気力な状態で、今までの自分ならショッピングなどをしてたのに、今は車で15分の移動でさえも気が重くて、家から出る事が格段に減りました。 休日でも次の日が仕事だと思うと、涙が止まらなくなります。 ただ職場にいけば、仕事はできるし、笑顔で接客もできるけど、それ以外の時がボロボロで疲れました。 生理前は特に落ち込むので、ただのホルモンバランスの乱れなのかなとも思ってます。 引越しも考えてて、今はお金が必要なので、仕事も休めず、辞めたくても、次の職場でも上手くいかなかったらどうしようと考えたら1歩が踏み出せません。それにもし休職したとしたら次の就職先でも不利になるかもと思ったら職場にも相談できず、なかなか行動に移せない自分にも情けないと思います。 これからの事を考えるのも疲れました。 どうすれば良いのでしょうか?
不安不眠症ストレス無気力
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専門家プロフィール
佐藤 真紀 さんの専門回答
23日前
転職をきっかけに、感情の起伏が激しくなり、落ち込む日には人生を投げ出したくなるほどの辛さを感じる
#不眠症 #無気力 #不安 #ストレス
シオムスビさん、こんにちは。 公認心理師、精神保健福祉士の佐藤真紀と申します。 今のシオムスビさんの状況をお話ししてくださって、ありがとうございます。 今のシオムスビさんの状態は、心も体も本当によくがんばってきた証だと思います。 誰にも相談できず、毎日を何とか乗り切っているその姿に、私は心から「よくここまで耐えてこられましたね」とお伝えしたいです。
[今回の悩み]
シオムスビさんは、昨年の転職をきっかけに、感情の起伏が激しくなり、落ち込む日には人生を投げ出したくなるほどの辛さを感じています。 夜も不安で眠れず、睡眠時間が2~3時間しか取れない日もあり、休日も何もする気になれないまま過ごしています。 職場では笑顔で仕事をしているものの、心の中では限界を感じており、「次の仕事もうまくいかないかも」「行動できない自分が情けない」と自己否定感が強くなっています。 将来への不安、生理前の体調の変化、職場への相談もしづらい状況で、心身ともに疲れきっている状態です。
[悩みの原因・分析]
このご相談内容からは、「心の疲労」と「無理をして周りに合わせている状態」が続いているように見受けられます。 特に以下の3点が負担となっているかもしれません。 【感情の起伏と睡眠障害】 これは自律神経やホルモンバランスの乱れに起因する可能性もあり、抑うつや不安障害などの初期症状として現れることもあります。 【周囲に合わせて笑顔で頑張っているけれど、内側では限界が近い】 いわゆる「仮面うつ」のような状態かもしれません。 周囲からは元気に見えるけれど、実は誰よりも消耗しているという状況です。 【「動けない自分=ダメ」と責めてしまう思考パターン】 真面目で責任感が強い方ほど、「こんなことぐらいで」と自分を追い詰めてしまいがちです。
[やってみましょう!]
まず、次のことを意識してみてください。 「できない自分もOK」と受け入れてみる  人間はいつでも100点満点の状態でいられるわけではありません。 人間はAIでもロボットでもない。 落ち込む日があるのは当たり前です。 「何もできなかった日」は「休息が必要だった日」です。責めるのではなく、自分を守ってくれているサインだと受け取ってください。 心療内科や婦人科での相談も視野に  生理前の変化が顕著な場合はPMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)の可能性もあります。 また、不安や睡眠の質の低下については、心療内科で一度話してみると、薬によるサポートも含めて具体的な選択肢が見えるかもしれません。 小さな希望を見つけるリストをつくってみる  「好きだったこと」「やってみたいこと」「行ってみたい場所」など、ほんの少しでも心が動くものを書き出してみましょう。希望が見えない時期でも、「心が動く感覚」を思い出すことが回復への第一歩になります。 すぐに行動しなくても「選択肢を持つ」ことを目標に  転職・休職などすぐに動けなくても、「他の道もあるかもしれない」と考えるだけでも、心は少しずつ落ち着き始めます。 「今すぐやらなくていい。でも、選択肢は自分にある」と知ることが大事です。
カウンセリングでは、「何もできない自分」を責めるのではなく、「そんな自分を理解してあげる視点」を一緒に育てていきます。 悩みを1つずつ言葉にすることで、今の状況が整理され、「じゃあ、何ができるか」「今はどうしたら心が少し軽くなるか」が見えてきたりもします。 また、「誰にも話せないまま抱えていること」を安心して吐き出せる場所があるというだけでも、心は少しずつ回復に向かい始める場合も多いんですよ。