お話の詳細
仕事関係
コーヒー豆_レベル._アイコン.すみさき
2ヶ月前
やる気が起きません
29歳、社会人7年目、転職を3回して現在4社目の会社で正社員しています。 去年の10月から化粧品の販売・接客をしています。何かと1人で全て行うため、渡し忘れやレジミスなど様々なミスを繰り返してしまい、キツく怒られてるわけでもないのに自分が責められている感覚になり、怒られるのが怖くなってミスを隠したりしてしまいました。泣きたいわけではないのに泣いてしまうことも多く、周りからも呆れられているように感じています。社会人としては失格な行動ばかりで、職場の方への信頼もなくなり行きづらい状況が2週間ほど続いています。 今の仕事に就くまでは何かと1人でどうにかしようとしたり、どうにかしてきた経験もあってからかそういうところでの報連相が出来ておらず、このような状況になってしまいました。 報連相の重要性が分かっていない訳ではないのですが、認識が少し薄れていたと自分でも自覚しています。ミスに関しても気をつけようと思ってもずっと気が立っていて常に焦っている、落ち着けないというところからミスが出たりしてしまい、自分でもどうしたらいいか分かってきていません。 自分はもう社会に必要な人間ではないのかなと思ったり、死にたいと思うこともありました。ここ数日電車に乗れても動悸がしたり、職場で息苦しくなったりと身体にも不調が出ています。 でも仕事はしたいです。生活のこともありますが、それよりも自分の人生を豊かに楽しくするために仕事したいです。 こんな私でも働いていけるのでしょうか。 長文ですみません。
不安ストレス頭痛
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専門家プロフィール
鯨井 薫 さんの専門回答
1ヶ月前
働くということ
#仕事 #報連相 #感情のコントロール #身体不調
すみさきさん、こんにちは。臨床心理士・公認心理師の鯨井と申します。 すみさきさんはお仕事をしたいと思われているのですが、現在お仕事でとても苦労されていて、ここ数日は体調も思わしくないのですね。 お話を拝読し、私なりに考えたことをコメントさせていただきます。すみさきさんのお気持ちを上手く理解できていない部分や思い違いをしているところもあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。
[今回の悩み]
すみさきさんは、社会人7年目で現在4社目の会社でお仕事をされています。化粧品の販売や接客ですが、現在の仕事上のミスを報告できずに隠したり、泣きたくないのに泣き出してしまう、社会人として失格の行動をとってしまい、職場の方に対する信頼もなく生きずらい状況が2週間ほど続き、ここ数日は電車での動機、職場での息苦しさといった身体症状や「自分はもう社会に必要な人間ではないのかな」「死にたい」と思うこともあるようです。しかし、自分の人生を豊かにするために今後もお仕事はしたいと思われているのですね。
[悩みの原因・分析]
今回のご様子を整理すると、 ①これまで、「何かと1人でどうにかしようとしたり、どうにかしてきた経験」があったとのことです。これはお仕事に限らずということかと思われます。例えばどのような経験でしょうか? ②現在の仕事で「渡し忘れやレジミスなど様々なミスを繰り返してしまい、キツく怒られてるわけでもないのに自分が責められている感覚になり、怒られるのが怖くなってミスを隠したりしてしまった」。自分が責められている感覚はこれまで別のお仕事やほかの生活場面でも見られましたか?今回のお仕事で初めてですか? ③さらに「泣きたいわけではないのに泣いてしまうことも多く」これはどういった状況なのでしょうか? ④「社会人としては失格な行動ばかり」これは具体的にどういった行動なのでしょうか? ⑤「ミスに関しても気をつけようと思ってもずっと気が立っていて常に焦っている、落ち着けないというところからミスが出たりしてしまい、自分でもどうしたらいいか分かってきていません。」→「自分はもう社会に必要な人間ではないのかなと思ったり、死にたいと思うこともありました」気を付けようと思いことで焦り、またミスしてしまうことから自己否定感が生じているようです。 ⑥「ここ数日電車に乗れても動悸がしたり、職場で息苦しくなったりと身体にも不調が出ています。」身体に不調が生じている際には、早めに医療機関の受診をされてもよいかもしれません。 ⑦「でも仕事はしたいです。生活のこともありますが、それよりも自分の人生を豊かに楽しくするために仕事したいです。」お仕事そのものに対する意欲があり、前向きにお仕事について考えているのですね。
[やってみましょう!]
すみさきさんのこれまでお仕事をされてきた経験のなかで、お仕事をする上での自分の長所、強味はなんでしょうか?そして、自分の人生を豊かにする仕事とは、どのような仕事なのでしょうか?すみさきさんはとてもお仕事をポジティブに捉えているようです。この機会に一度、ご自身の思い描く仕事、働き方などを詳しく考えて見られてもよいかもしれません。 そして、現在のお仕事についてですが、すみさきさんは現在のご自分のお仕事について生じている問題を分析し、原因はある程度分かっていますが、対処の仕方に戸惑われ、その戸惑いから焦り、不安が生じてさらに問題が拡大し、これまで以上に対処が困難になっているご様子かと思われます。発端は「ミスを繰り返したときに、責められるような感覚になり、怒られるのが怖いからミスを隠した」ことのようですが、実際にはキツく怒られているわけではないことも理解され、それでも怖いと感じたようです。これまでの経験からでしょうか、それとも自分の中で「ミスしてはいけない」という気持ちが強く、そこから行動が制限されているのでしょうか?すみさきさんも報連相について認識されているように、お仕事をする上で、ミスの報告は避けて通ることはできない重要なタスクですね。それを阻むものについて、一度振り返り、少しづつでも行動に移すことができるようご自身の気持ちの整理、行動の振り返りを行ってみるのも一つの方法かもしれません。
「責められそう」「怒られそう」という不安はだれにでもあります。それでもその行動ができる人もいますが、不安が先に立ち、行動に移せずに悩まれている方もたくさんいます。 カウンセリングでは、まずそういった状況になったときに、その方が考えていることを挙げてもらいます。そうすると、不安から現実以上に悪いことを想像していたり、必要以上に重く受け止めていることが分かります。そのうえで今度は違った考え方ができないかを考え、その考え方をすると、どんな気分になるかを挙げます。これを繰り返すことで、困った状況に陥ると、悪いことだけを考えて、どんどん行動が制限され、フリーズしてしまう悪循環に気づき、同じような状況になっても客観的にも考えられるようになり、「行動してみようかな?」と思うことができたり、実際に行動することができるようになります。行動ができると、さらに自信がつき、次の行動を起こしやすくなり、これまでできなかったことにも抵抗なく取り組むことができるようになります。すみさきさんがもしご興味があれば、ぜひカウンセリングのご利用をお勧めします。 すみさきさんのように、「仕事=自分の人生を豊かにするもの」と考えられるのはとても素敵なことです。そのために「仕事したい」と思われていることも立派だと思います。これからもそのお気持ちを大切にし、お仕事をすることですみさきさんの人生がより豊かなものとなりますよう、心よりお祈り申し上げます。