サイトウヒタキさんは、これまで努力を重ねて再就職し、良い職場にも恵まれました。 それでも難病や適応障害の再発により、仕事に行ける状態を保つことが難しくなっておられるのですね。 経済的な不安や、「彼氏に申し訳ない」という気持ちから自己否定感が強くなり、「消えたい」とまで思ってしまうほど追い詰められていらっしゃるとのことなのですね。

・ 体調と心の悪循環 病気の影響で思うように動けないことが、心の落ち込みや焦りを大きくしていますね。 ・ 経済的不安の重さ 「お金が足りない」と考えるだけで強いプレッシャーとなり、気持ちがさらに沈んでしまうことは自然なことです。 ・ 大切な人への罪悪感 「彼氏に迷惑をかけているのでは」と思うあまり、自分を責めてしまい、存在そのものを否定する方向へ気持ちが傾いてしまっているように見受けられます。

ここで少し対策を書いてみますので、良ければ参考にしてみて下さい。 ①医療の支えを味方にする 主治医に「仕事に行けない」「生活に不安がある」ことを正直に伝えることはとても大切です。 体調を無視して頑張るのではなく、支えてもらうことで今後の回復に繋がります。 ②経済的な安心を得る工夫を探す 自治体や支援機関には、難病や心の不調を抱える方のための生活支援や就労支援があります。 「全部自分でどうにかしなきゃ」と思わなくても良いのです。 頼れる制度があるだけで、少し気持ちが軽くなるかもしれません。 ③パートナーへの伝え方を優しくしてみる 「ごめんね」と謝るよりも「そばにいてくれるだけで救われる」という一言の方が、きっとサイトウヒタキさんの思いは伝わります。 全部を背負うのではなく、ほんの少し気持ちを分け合ってもらえるだけでも安心感は大きくなります。 ④「消えたい」気持ちを一人にしない その思いは「本当に消えたい」よりも「苦しさから逃れたい」というSOSのサインです。 一人で抱え込むのではなく、こうして誰かに話すことが、サイトウヒタキさんご自身を守る第一歩です。

カウンセリングの場では、「申し訳ない」「消えたい」という重たい気持ちも、気兼ねなく遠慮なく安心して話すことができます。 サイトウヒタキさんの心の中にある不安や葛藤を整理しながら、「今できる小さな一歩」を一緒に見つけていくこともできます。 マインドカフェのカウンセリングでは、サイトウヒタキさんが一人で苦しみを抱え込まなくていいように、支えとなりながら寄り添わせていただきます。 安心できる場所で少しずつ気持ちを言葉にしていくことは、これからの回復や前進につながっていく道に繋がります。 サイトウヒタキさん、どうか「ここまで頑張ってきた自分」を責めずに、まずは少しでも休ませてあげてくださいね。 そして、この先をどう歩むかを、一緒に考えていきましょう。