私にとって、家族は血のつながった他人だった。
じゃあ私にとって、友達とは何だったのだろうかと、最近よく考えている。
何かの映画では、友達とは自分で選ぶ家族だと言っていた。素敵だなと思った。でも、自分にとって家族はそんな温かなものではなかったから、そんな友達関係は自分には作れないなとも思った。表面的な付き合いは得意だった。でも決して本心を話せることなどないから、人生のステージが変わるごとにすべて関係を切った。今思えば、予行演習みたいなものだったのかもしれない。家族と縁を切った今なら、ちゃんとした関係を築けるのだろうか。それとも、こんな自分と友達になってくれる人など、いないのかもしれない。