お話の詳細
家族関係
コーヒー豆_レベル._アイコン.ぬびあん
2ヶ月前
不登校に対する親の態度
弟が中学校に行ってから不登校がちになった。姉の私は小学校のとき不登校だったので、親は2回目になる。なのに私のときの接し方から何も成長していない。上手くいかず壊れた私が目の前にいるというのに。父はおちょくるようなふざけた言動ばかりで弟の不登校に真剣に向き合わず母に任せてばかり。母は父よりは弟と話しているけれど、「学校に行きなさい、学校に行かないと駄目だ。みんなしんどいんだから。みんな学校に行ってるんだから。」というような根性論しか言わない。弟が不登校になった理由はあまり知らないけどたぶん人間関係。まず弟の学校に行くハードルを低くさせなければ、学校に行くことはずっとしんどいままなのに。何故私の時から何も学んでないんだろう。調べたりしないのだろうか。このままでは弟が私のように体を壊し精神を壊すのも時間の問題である。何か私の時よりも良い接し方を親は考えているのだろうか。 私は小学校はずっと学校まで徒歩で行けず、休みがちで、そのうちのの4〜6年の間は全く教室に行けなかった。その間も親は今の弟に対するような態度と全くおなじで、何か私のこの不安感や鬱屈とした気持ちを晴れさせることはなかった。この状態が中学校の間も続くことには限界を感じたので、しんどいと思う気持ちなどを全て封印して、ロボットのように何も感じない、考えないことを意識して中学校には毎日行って、授業をみんなと受けた。しんどさが募った時は家で一人の時に泣いてた。2、3時間は泣き止まなかった。真面目な生徒に見えるので、学級委員になったり部活の副部長になったり生徒会に入って仕事をしたりもした。勉強もできた。そのまま通える範囲で一番偏差値の高い高校へ行った。高校は勉強も部活も楽しかった。そのため自我が中学校の時と比べて芽生えて、考えることが増えた。楽しかったのに、家で一人になるとすごく気持ちが沈んで涙が止まらなくなることが増えた。そして高一の二学期、朝起きれなくなった。頭痛が常に存在するようになった。死を意識するようになった。これは小学生の時からかもしれない。朝起きれないという親から見ても明らかな症状であったので、病院に連れていかれた。しかし親は精神病など全く考えていないので、神経内科に連れていかれた。自律神経失調症と言われた。自分で調べてみるとこれはうつ病と併発することが多い病気とあった。しかし私が精神科に行くことはなかった。自分で行きたいと言っても良かったが、言えなかったのは理由がある。小学生で不登校になっていたとき、教師が親に「精神科などに1度連れていったらどうか」と話したことがあるらしい。らしいというのはこれは親から聞かされた話だからだ。このとき、親は「娘はそういうのではない。学校に行けるようにすぐなりますから」と言ったらしい。「そういうの」とは一体なんのことだったのだろう。うつ病?発達障害?親は何を思ったのかは分からない。そして私がそれらではないと、何を思って断言したのだろう?3年間ずっと行けなかったのに、なぜそんな自信を持って「すぐ行けるようになる」と言ったのだろう?あまりの論理性の無さに、この話を聞いた時に「親は私より馬鹿なのだろうか」と初めて思った。幼い頃は、親は私よりずっと賢くて、自分の知らないことをいっぱい知っていて、当時の私のしんどい気持ちをいつかは理解を示して、私には思いつかないような鮮やかな解決策を示してくれると、勝手ながら思っていた。しかし、この淡い期待は打ち砕かれた。そのため中学校からは気持ちを押し込めて学校に行ったというのもあった。現在私は親とは表面上の日常会話をするばかりで、真剣な悩みなどは一度も口に出したことは無い。親は私が不登校の時も比べよく喋り笑っているので、問題意識などなく、親子関係は良好だと思っていることだろう。勉強が親に比べてかなりできるので、模試の成績を見ては嬉しそうにしている。 親は、弟に対して適切な態度を取ることができるのだろうか?私がなにか親に対して説教めいたことをすればいいのだろうか?しかしそれを聞くような親では無いとも思ってしまう。結局私は立場が弱いからだ。私が弟に対してなにか言えばいいのだろうか?弟そのような真剣な話をしたこともない。弟も反抗期が始まっているのもあって私の話を聞いてくれるのかも微妙なところである。もう家族同士心を開いて素直に会話することなど、無いのだろう。私の家族は、ひどく歪だ。
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専門家プロフィール
佐藤 真紀 さんの専門回答
21日前
複合的で多くの要素が絡み合った、しんどい気持ち
#家族#精神病 #ストレス #強迫観念 #トラウマ #めまい #無気力 #不安定_躁うつ #身体症状
ぬびあんさん、こんにちは。 カウンセラー、公認心理師の佐藤真紀と申します。 ここまで丁寧に、心の奥に抱えてきたことを言葉にしてくださって、ありがとうございます。 読ませていただいて、どれほど長い間、たった一人で考え続け、葛藤してきたのかがひしひしと伝わってきました。
[今回の悩み]
弟さんの不登校をきっかけに、自分がかつて経験したこと、親との関係、家族の在り方が改めて胸に浮かび上がってきたのですね。 「どうして同じことを繰り返しているの?」という怒りと、「私の経験を活かしてほしかった」という悲しみ、そして「私にできることはあるのだろうか?」という、切実な思いや責任感が、言葉の奥に溢れているように感じます。 親に対して諦めに近い気持ちを持ちながらも、それでもなお、弟さんの未来が壊れないようにと願っておられるのですね。
[悩みの原因・分析]
おそらくぬびあんさんは、家族の中で誰よりも早く「感情のしんどさ」に気づき、「自分の心」を大切にしようとした人だったのではないかと思います。 でも、その気持ちは十分に受け止められず、理解されず、むしろ見なかったことにされてきた。 そうやって「ちゃんと向き合ってもらえなかった痛み」は、深く心に傷を残し、それがいまもご両親への不信や、家族への閉塞感につながっているのかもしれません。 一方で、ぬびあんさん自身はその「傷ついた感覚」を無視せずに見つめているからこそ、弟さんの姿に敏感に反応し、どうにかしてあげたいと思えるのではないでしょうか。
[やってみましょう!]
まず、ここまで丁寧に自分の過去を見つめ、ことばにできる力があるということは、ぬびあんさんの大きな財産です。 だから、「私には立場が弱くて何もできない」と思わないでください。 今ぬびあんさんが考えていること、抱えていることは、誰かにとって「光」になりうる、大切な視点です。 とはいえ、今すぐに親を変えることや、弟さんに正面から語りかけることは、かえって負担になるかもしれません。 弟さんとの関係も、親との関係も、すぐに結果が見えるものではないし、無理に関係を修復しようとすると、かえってしんどくなることもあります。 今できることとしては、まず自分の中の傷ついた感情に、そっと寄り添っていくこと―― 「当時、本当はこうしてほしかった」「私はちゃんとつらかったんだ」と、自分自身に向かって語ってあげることです。 もし、信頼できる人や専門家とつながることができれば、家族とは違った安全な対話の中で、あなたの声がさらに自由になっていくはずです。 そして弟さんに対しては、無理に「助けよう」とせず、まずは「見守ってるよ」という温度感で関わることからで十分です。 もし話す機会があれば、ぬびあんさん自身の体験を伝えるのもいいかもしれません。 でも、無理に正しさを伝えるのではなく、「私も昔、似たようなことでしんどかったな」と、ただ心を開いてみせることが、弟さんにとっての小さな「救い」になるかもしれません。
ぬびあんさんのように「感情の複雑さ」や「家族の歪さ」に自覚的でいられる方は、心理的な支援の中で、どんどん自分自身の力を取り戻していけます。 誰かに話すこと、気持ちを整理していくことで、家族に翻弄されずに「自分の人生」を築いていく土台が育っていきます。 今は「家族を変えること」が一番のテーマに思えるかもしれません。 でも、ぬびあんさんが「自分を大切にすること」にエネルギーを注ぎはじめると、不思議と周りの関係性も少しずつ変わっていくことがあります。 ぬびあんさんは、たった一人で、よくここまで生きてきました。 誰にも見えなかったかもしれないけれど、その姿はとても強く、美しいものです。 これからも、ぬびあんさんの人生が「家族との過去」だけではなく、あなた自身の手で彩られていきますように。 心から、応援しています。