お話の詳細
対人関係
コーヒー豆_レベル._アイコン.mii0521
12日前
根拠の無い不安
よく、何が悩みなのか分からないのに悩んでいる状態になります。矛盾していてすみません。 例えばというか、実際の話なんですが、私は先日友達と数人で遊んでいた時に報告連絡相談がお互いに上手くできずすれちがってしまったことがありました。 喧嘩という程のことをするような仲ではなくとても仲良しだったので、大きな揉めごとにはなりませんでしたが、当日中、その日の出来事を総合的に見た時、この子達が良くなかったよねと言われていた中に私も入っていました。 翌日にきちんと話した時には私側だけでなくみんな報連相出来てなかったよね、という結論には至ったのですが、それでも何故かずっと、自分が悪く言われているんじゃないか。とか、悪く思われているけど口に出していないだけじゃないか。とか考えてしまって… そもそも私一人ではなく私を入れた数人が最初責められていた(なんなら翌日にみんなにも非があるとなった、解決はしている)のに、自分だけすごく重大な事だと受け止めてしまってるところがあり… と言っても、それまですごく仲良しのお友達グループだったので、少しでも亀裂が入ってしまったのではないかということが心配でならないんです。 解決するのは難しいとは思うのですが、こういう時にどうしている方が多いのか、もし出来ればどうしたらちょっとでも心が軽くなるのか教えていただきたいです。
不安
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専門家プロフィール
山路 和英 さんの専門回答
6日前
見えない不安と心地よい関係の築き方
#人間関係 #コミュニケーション #不安 #ネガティブ・ケイパビリティ
mii0521さん、友達との間に起きたすれ違いが原因で、何が悩みなのか分からないのにずっと悩んでいる状態なのですね。仲良しグループだからこそ、少しの亀裂も気になってしまうお気持ち、とてもよく分かります。
[今回の悩み]
mii0521さんは、先日友達と数人で遊んだ際、お互いの報告・連絡・相談がうまくいかずすれ違ってしまいました。翌日には皆に非があったという結論に至り解決したものの、自分が悪く言われているのではないか、悪く思われているけれど口に出していないだけではないかと考えてしまいます。自分だけが重大なことと受け止めていること、そして仲良しグループに亀裂が入ってしまったのではないかと心配でなりません。この状況で心が軽くなる方法を知りたいと考えています。
[悩みの原因・分析]
mii0521さんの場合、以下の要因が複雑に絡み合っていると考えられます。 ・コミュニケーションの摩擦への恐れ: 人間関係における摩擦を恐れすぎてしまっていた可能性があります。これにより、自分の考えを伝えられなかったり、円滑な報告・連絡が滞ったりすることがあります。 ・責任の所在の不明瞭さ: 今回の件は、当初「この子たちが良くなかった」と言われた中にmii0521さんも含まれており、その後「みんなにも非がある」と結論づけられたようですが、その過程で、具体的な問題解決ではなく、責任の所在を問うような形になっていたのかもしれません。その場合、mii0521さんの中にモヤモヤした嫌な気持ちが残ってしまったのでしょう。 ・メンタルサポートの不足: 建設的な問題解決の場においては、当事者のメンタル面のサポートが重要です。例えば、「あなたを責めるために指摘したのではなく、あなたがこの問題を解決できると信じているから言ったんですよ」といったフォローがあれば、mii0521さんのモヤモヤした気持ちは軽減されたかもしれません。 ・完璧主義と自己肯定感の揺らぎ: 問題が解決済みであるにもかかわらず、自分だけが重大に受け止めてしまうのは、完璧主義な傾向や、人からどう思われているかへの過剰な不安、そして自己肯定感の揺らぎが背景にある可能性があります。 ・人間関係への強いこだわり: 大切な仲良しグループに「亀裂が入ったのではないか」という心配は、その関係性への強い思い入れの表れです。
[やってみましょう!]
このモヤモヤを解消し、心が軽くなるための方法をいくつか提案します。 1.「ネガティブ・ケイパビリティ」の意識: 人間関係の割り切れない考えやモヤモヤとした問題は、すぐに解決しようとしたり、明確な意味を見出そうとしたりするのではなく、時間や状況に任せることも大切です。「ネガティブ・ケイパビリティ」とは、どうにもならないことや結論の出ない状況に耐える能力のことです。無理に納得しようとせず、曖昧さを受け入れることで、心が軽くなることがあります。なんとなく過ごしているうちに、問題が自然と解決したり、別の選択肢が現れたりすることもあるのです。 2.信頼できる友達への「本音」の確認: もし納得できていない思いがあるのでしたら、その時の友達と二人きりになった際など、何気ないタイミングで「あの時のことはどうすれば良かったと思う?」といった形で、ストレートに聞いてみるのも良いかもしれません。友人同士の正直な意見を聞くことで、mii0521さん自身が納得できる可能性もあります。 3.自身のコミュニケーションの振り返りと改善: ・「私」を主語にする: 今後、報連相などで意見を伝える際は、「〇〇が良くなかった」と相手を責めるのではなく、「私は〇〇だと感じた」「私は〇〇がしたかった」のように、「私」を主語にして伝える練習をしてみましょう。 ・具体的な事実を伝える: 感情的にならず、客観的な事実に基づいて状況を説明することを心がけてみましょう。 ・アサーティブなコミュニケーション: 自分の意見を主張しつつ、相手の意見も尊重する「アサーティブなコミュニケーション」を学ぶことで、より円滑な人間関係を築けるようになるでしょう。 4.新しい関係性や活動の探求: 仲良しグループでいることは素敵なことですが、どんな関係も環境や時間の経過によって変化するものです。無理に今の関係性を維持しようと固執しすぎず、新しい友達付き合いや、あなたらしい人間関係を築いていくことも大切です。新しいコミュニティに参加したり、これまでと異なる趣味に挑戦したりするのも良いでしょう。 5.自己肯定感を高める: 過去の自分の言動を過度に責めるのではなく、自分の良い面や、解決に向けて努力した自分を認め、褒めてあげましょう。
mii0521さんは、人間関係の機微に敏感で、とても誠実な方だと感じました。今回の出来事は、あなたが真剣に友達との関係を大切に思っているからこそ生じた悩みでしょう。 しかし「君子の交わりは淡きこと水のごとし」という荘子の言葉があるように、良好な人間関係にはあっさりとした水のような付き合い方も重要です。人間関係の悩みは尽きないものですが、今回提案した方法を試していただき、心が少しでも軽くなり、今後の人間関係をより豊かに築いていくための突破口を見つけられることを願っています。
コーヒー豆_レベル._アイコン.
mii0521 (投稿者)
4日前
こんなに素敵な分析や解決策、沢山ありがとうございました😭😭 無事自分の中でも気持ちを落ち着かせることができ、どうやら向こうも本当に今はなんとも思ってなかったらしく、自然といつも通り話せるようになりました。 亀裂も多分0にはなっていないけど、前よりも話せることが増えた感じがするし、今後気をつけようというきっかけにもなりました。 それでもやっぱり考え込んでしまう癖は直らないので、また同じような状況に陥ってしまった際は、先生の方法をもっと試してみたいと思います。 本当にありがとうございました🥲🍀🍀