お話の詳細
一般的な悩み
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6ヶ月前
楽しかったことは全て夢……?
約3年前に自動車学校に通って初めての免許を取得した。この頃から自動車学校という場所がなぜか大好きになった。普通自動車(AT限定)を取得してから約1年後普通二輪の免許を取りたくて同じ自動車学校に入校した。この頃大学4年生の夏。就職活動の真っ最中だった。自動車学校に通ったことで車やバイクなどの乗り物や交通ルール・安全運転などに対してものすごく興味を持ち、安全運転できる人を増やしたいという思いや憧れの人ができたこともあり、教習指導員になりたい!と強く思うようになった。しかし、現実はそう行かず、元々小学生の頃からずっと保育士になりたかったため保育の大学に通っていたため、周りから教習指導員になることを猛反対され、大学の先生からも保育士になるようにすごく言われ、自分の気持ちに素直になれずにそのまま保育士になった。大学生の頃、実習を通して今までは見えていなかった実際の現場を知り、保育士になりたいという気持ちがほぼ完全になくなっていて、ましてや子ども嫌だ、保育士なんかなりたくないとまで思ってしまっていたのに、周りに流され、自分の本当の気持ちに素直になれず、周りを悲しませたくなくて保育士になった。保育士になって2年目、今でも教習指導員になりたい気持ちはそのまま。昨年とある自動車学校でお祭りが開催されそれに参加させてもらった。ものすごく楽しくてとても充実した一日だと思っていた。でも、家に帰るとさっきのお祭りの出来事は夢だったんじゃないかって思えてしまって、現実ではなかった感じがすごくあって、悲しくなった。ここ最近、AT限定解除をしたくなり、再び自動車学校に入校し、見事審査に合格し限定解除することが出来た。教習がある日はものすごく楽しみで、その教習を楽しみに仕事を頑張ることができた。だけど、毎回教習が終わり家に帰ると教習を受けた時間は全て夢だったように感じてしまっていた。操作は体がきちんと覚えていて徐々にできるようにはなっていたけどどうしても心だけが置いてけぼりになっていた。審査に合格した日、すっごく嬉しくて、とても楽しかったって思えた日だった。だけど、夕方になるとそれも全て夢だったように感じた。手元に合格証明書もあるし、今までやった教習内容を記録したものもある。なのにどうしてもそれを現実だったと思えない……。楽しかったはずなのにすごく悲しくて寂しい気持ちになった。 ちゃんと教習受けたんだよ。合格出来たんだよ。楽しい出来事あったんだよ。って思いたいのに……。 ここ半年ちょっとずっとこんな状態が続いてる。なにか楽しいことがあってもその楽しかった事実を認められない。それが辛い。 自分に楽しかったことあったんだよ。って言いたいし、そう思いたい。ちゃんと事実として思い出に刻みたいのにそれが出来ない…… どうしたらいいんだろう… 今でも教習指導員なりたい気持ちが強いから、転職して本当になりたかった仕事が出来たら、仕事が少しでも楽しいと思えたら少しは変わるのかな…?いや、関係ないか… この気持ち、どうしたらいいか分かりません。 〈追記〉 今の仕事は正直辛いです。朝は7時45分出勤の日がほとんどで終わりは19時とかがほとんどです。シフト制で休みも不定期。その日の勤務時間もバラバラ。ほとんどは10時間から11時間勤務だけど、長い時は12時間勤務。休憩なんてほとんどないし、書類や制作準備などやることも沢山あります。退勤時間になったら早く帰りぃと言ってはくれますが業務時間内で書類などはやる時間が無いため持ち帰りでやることも多々あります。また、夜勤もあります。土日祝とかもほとんど関係ないです。昨年から今年にかけての年末年始は3日しか休みなかったです。 人間関係もそこまでいいとは言えません。 楽しかったことと普段の仕事を含めての生活はギャップがありすぎです。心がついて行かないのってそのせいなんですかね…? もしも呼んでくださった方がいるならば、長々とすみません。最後まで見て下さりありがとうございます。
不安ストレス
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専門家プロフィール
佐藤 真紀 さんの専門回答
5ヶ月前
希望する道に進まず別の仕事に就いたが、仕事へのモチベーションが無い他、楽しかった事の現実感が湧かない
#不安 #ストレス
yukinkoさん、こんにちは。 公認心理師、精神保健福祉士の佐藤真紀と申します。 勇気を出して、こんなに深い気持ちを言葉にしてくださってありがとうございます。 楽しかったはずの出来事が夢のように感じられてしまう… その苦しさや虚しさ、そして「本当はこうしたかったのに」という気持ち、どれもとても大切なものです。 よく頑張って、今までの思いをここまで抱えて来られたと思います。
[今回の悩み]
yukinkoさんは、自動車学校をきっかけに本当に「やりたい」と思える仕事=教習指導員という夢を見つけたのに、その道を選ぶことができず、現在は保育士としてとても過酷な勤務に日々耐えておられる状態ですね。 また、教習の体験や楽しかったことが「現実だった」とどうしても感じられず、時間が経つにつれて夢のようにぼやけてしまう。それがずっと心にひっかかっていて、自分が感じた“楽しさ”を信じきれず、記憶として留められない状態が続いている。 その違和感が、今も心を強く揺さぶっているのですね。
[悩みの原因・分析]
楽しい出来事が「現実だった」と思えない感覚。 これは「解離(かいり)感」や「現実感喪失」と呼ばれる状態に少し似ています。 強いストレス下にある人に起こることがあり、心が自分を守ろうとして、“現実”と“感情”をうまく結びつけられなくなることが時として起こりえます。 とくに、あなたは今、心身ともにとても消耗しやすい働き方や人間関係のなかで日々を過ごしていて、「好きなことをしていた時の自分」と「今の自分」とのギャップが大きすぎて、嬉しい体験すらも現実感を持って受け取れなくなってしまっているのかもしれません。 本来、「楽しい」って思えたことはあなたの中にしっかり存在していたもの。それなのに、今の生活がその「楽しかった」「幸せだった」気持ちを飲み込んでしまって、心がその記憶を“夢のような非現実”と処理してしまう――それくらい、今の環境が心に負担をかけているということでもあるのです。
[やってみましょう!]
※まず、気づいて欲しいこと あなたの“本当にやりたいこと”は、今でもちゃんとあなたの中に生きています。 「楽しいはずなのに、悲しい」という感覚は、心のサインです。 楽しかったことを「信じられない」自分を責めないでください。 心がちゃんと反応している証拠です。 ※おすすめの具体的ステップ 「楽しかった記録」を可視化する  ・楽しかった時間、できたこと、教習で印象に残っていることを「日記」や「手帳」に残しましょう。  ・写真や教習記録のコピーなどを見返して、「私がやったこと」を視覚で認識できるようにしてみてください。 感情を安全な場所に戻してあげる  ・あの教習の時間はyukinkoさんにとって「自分らしくいられる場所」だったのではないでしょうか。  ・今の生活は過剰に負担が大きく、感情が麻痺してしまうこともあります。 週に1回でも、教習車を見に行ったり、近所をバイクで走ったりして、「心の安全基地」に触れる時間を作ってあげてください。 転職の選択肢を視野に入れる  ・教習指導員になる夢、もう一度検討してもいい時期に来ているかもしれません。  ・実際に資格取得や転職ルートなど、調べてみるだけでも「未来を自分で選ぶ感覚」が戻ってきます。  ・「なりたい」気持ちは、十分に価値があることです。過去に“断念”したからこそ、次は「自分で選ぶ」ことが大切です。 心の状態を専門家と一緒に整える  ・“現実感がわかない”という状態が続いている場合、心療内科やカウンセリングの活用もおすすめです。  ・yukinkoさんが悪いわけではなく、今の生活が負荷として大きすぎるだけ。   支えてくれる人に出会うことで、少しずつ心の状態が戻ってくることもあります。
「夢だったのかも」と感じる感情の整理ができて、楽しかった出来事を“現実の記憶”として取り戻せるようになります。 「自分の人生は、自分で選べる」という実感を取り戻せます。 周りに合わせてきた人生から、「本当の自分にOKが出せる生き方」に一歩踏み出すサポートができます。 最後に… yukinkoさんの「楽しかった」は、確かにそこにあったんです。 体が覚えているし、心の奥にもちゃんと残っている。 その記憶が「現実」だと感じられなくなってしまっているのは、yukinkoさんが弱いからではなく、今の環境がyukinkoさんの心にあまりにも大きなストレスをかけてしまっているから。 願わくば、yukinkoさんがその夢を追いかけることで「楽しいはずのことを素直に楽しめる」毎日を取り戻せますように。 私は、yukinkoさんの「本当にやりたいこと」を信じています。