お話の詳細
恋愛
なじなじ
24日前
恋愛感情とは
私は生まれてから今まで恋愛感情というものを自覚したことがありません。もちろん感情とかが薄い訳ではなく恋愛感情だけがないように思えるのです。好きな食べ物や好きな本などあるので[好き]という感情はあると思います。ただそれだけが無いのです。しかし私が恋愛感情を理解してないだけかもしれません。一時期、私は同性愛者なのだろうか等と考えましたが性的に魅力を感じるのは女性でしたのでそんなこともありませんでした。恋愛感情とはどう言うものなのでしょうか。また私と同じような人は沢山いるのでしょうか?
性自認_性的指向
不安
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山路 和英 さんの専門回答
23日前
恋愛感情がないということ
#アロマンティック #性的指向 #人間関係 #自己理解
なじなじさん、生まれてから今まで恋愛感情を自覚したことがないというご自身の感覚について、真摯に考察されているのですね。好きな食べ物や本があるのに、恋愛感情だけがないように感じるというお気持ち、そしてそれがどのようなものなのか、また同じような人がいるのかどうかという疑問、率直に語っていただきありがとうございます。
[今回の悩み]
なじなじさんは、生まれてから恋愛感情を自覚したことがありません。「好き」という感情はあるものの、恋愛感情だけがないように感じています。同性愛者ではないかと悩んだ時期もありましたが、性的に惹かれるのは女性です。恋愛感情とはどのようなものなのか、また自身と同じような人がいるのかどうかを知りたいと考えられています。
[悩みの原因・分析]
なじなじさんのように、特定の人に対して恋愛感情を抱かないという指向は確かに存在し、「アロマンティック(Aromantic)」と呼ばれています。アロマンティックであることは、感情が薄いとか、愛情がないということではありません。友情、家族愛、ペットへの愛情など、他の種類の愛情や好意を持つことは一般的です。 恋愛感情は、友情とは異なる特別な感情として認識されることが多く、一般的には以下のような要素を含むと考えられています。 ・ロマンチックな魅力: 特定の人に対して、恋人として親密になりたい、特別な関係を築きたいという気持ち。 ・恋愛的な行動: デートをしたい、プレゼントを贈りたい、愛情を言葉や態度で示したいといった欲求。 ・独占欲や嫉妬: 特定の相手が他の人と親密な関係を持つことに対して感じる特別な感情。 アロマンティックの人は、これらの恋愛感情を他者に対して抱かない、またはほとんど抱きません。重要なのは、これは性的指向と同様に、個人の自然な指向の一つであり、病気や異常ではありません。 また、なじなじさんがおっしゃるように、アロマンティックであっても、友人や家族、ペットなどに対して深い愛情や絆を感じることは十分にあります。共感性や情熱的な感情の有無は、恋愛感情の有無とは別の軸で考えることができます。 情熱的な恋愛感情がなくても、友情や愛情に基づいたパートナーシップを築いたり、家庭を築いたりすることも、アロマンティックの人にとって不可能ではありません。重要なのは、ご自身の感じ方を理解し、それを尊重してくれるパートナーシップの形を見つけることです。
[やってみましょう!]
1.ご自身の感覚を深く理解する: アロマンティックに関する情報を集めたり、アロマンティックの人たちのコミュニティに触れたりすることで、ご自身の感覚がどのようなものなのか、より深く理解することができるでしょう。インターネットや書籍、SNSなどを活用してみてください。 2.周囲に理解を求める: 信頼できる友人や家族に、ご自身の感覚について話してみることも有効です。理解を得ることで、人間関係における不安や誤解を減らすことができるかもしれません。アロマンティックについて説明する際には、友情や家族愛といった他の愛情は持っていることを伝えることが大切です。 3.ご自身らしいパートナーシップの形を探る: 恋愛感情に基づかない関係性も、親密で満たされたものになり得ます。友情、共通の価値観、生活の協力など、恋愛以外の要素を重視したパートナーシップを探ることも考えてみてください。
なじなじさんがご自身の感情について深く考え、それを理解しようとすることは、とても大切なことです。ご自身の感覚は決して珍しいものではなく、アロマンティックという明確な指向として存在します。 この相談を通して、ご自身の感情に対する理解が深まり、自己受容へと繋がることを願っています。また、同じように恋愛感情を持たない人々がいることを知ることで、孤独感を軽減し、安心感を得られるかもしれません。ご自身のペースで、ご自身らしい幸せな人間関係を築いていってください。