学校・勉強
大学で建築の勉強をし
大学で建築の勉強をしています。頑張って受験勉強して入った大学なのに授業に出られない日が多くこのままじゃ留年しそうです。建築は好きなので卒業したら建築系の仕事に就きたいと思っています。だから退学や休学はしたくありません。でもその気持ちに反して朝身体が動かずベッドの上でダラダラして過ごしてしまいます。
去年ADHDと抑うつ状態の診断を受けました。ADHDは年々酷くなっているような気がして、始めて半年も経つ居酒屋バイトでは未だにミスしまくりです。店長に「もうレジ触らなくていい」と言われてしまいました。学校にも行けない、バイトもできないで自分のことを嫌いになるばかりです。
大学に友達はいませんし、恋人もいません。家族とは離れて1人で暮らしています。なんかもうこのまま消えてしまいたいです。どうしたらもっと普通の大学生活を送れるでしょうか。
#うつ

まずは自分に合ったバイトから始めてみては
滝 真樹子5ヶ月前
今は学業に加えて、居酒屋でのバイトを頑張っていらっしゃるのですね。勉強に、バイトにと、とても忙しい毎日を送っていらっしゃることと思います。
居酒屋でのバイトは、注文を通したりレジ打ちをしたり、料理を運んだりと、短時間で多くの作業をこなさなければいけませんよね。ADHD傾向のある方は、同時並行で複数の作業をこなすことが苦手な方が多いです。ADHDには不注意が前面に出てくるタイプと、多動・衝動性が前面に出てくるタイプと2種類あるのですが、バイトをする際にも、それぞれの特性にあった仕事内容を選んだ方が本人のもともとの能力を生かすことができます。
レジ打ちが苦手とのことですので、にゃんにゃんにゃぎさんの場合はもしかしたら不注意が多いタイプかもしれません。その場合に適しているのは、倉庫での軽作業・配達員・清掃員など、一つの作業に集中して取り組むような作業です。作業の進み具合や成果が視覚的に分かりやすいというのも、ポイントです。居酒屋さんでのバイトであればレジ打ちや接客よりも、裏方のお皿洗い等の方が、もしかしたら向いているかもしれません。
自分に合わない仕事をする中で怒られる経験が増えたり、落ち込んだりする機会が多いと、自信も失ってしまいます。そうすると、普段の生活でも気分が落ち込んだり、やる気がなくなったりして悪循環になってしまいます。逆に、自分の能力を発揮できる場があると、それによってやる気が出て、毎日の生活にも張りが出ます。バイトなり、学外での課外活動なりで、自分に合った得意なことをする場所があると、普段の生活での活力に繋がるかもしれません。
また、ADHD傾向のある方は日常生活の中で人一倍刺激を受け取ったり気を遣ったりしてしまうので、一日を終えるとぐったり疲れてしまうという人が多いです。大学にお友達がいないとのことですが、人付き合いで疲れてしまうことがあれば、今は無理して友達関係を築こうとする必要はありません。人との繋がりがほしいということであれば、例えば好きな建築関係の集まりに顔を出してみたり、SNS上で建築関係のコミュニティに参加してみたりと、自分の興味のある話題で盛り上がれそうなことからまずは人間関係を広げていくというのも一つの方法です。
今は大学の学生相談窓口で、発達障害に関する相談を受け付けている所もあります。学力的には問題がなくても、発達的な特性により授業を受けることに何かしらの困難が生じ、学校に生きづらくなってしまうということも起こりますよね。それぞれの発達特性に応じたサポートをすることで、学業や仕事をしやすくするような工夫をするのは合理的配慮と呼ばれ、行政機関や事業者では義務化されています。大学生活や授業の受け方に対する合理的配慮について大学で相談できるかもしれませんので、もし必要と感じるようであれば調べてみてくださいね。