お話の詳細
対人関係
ばーむのようなもの
7ヶ月前
すぐにイライラ
後から振り返ればしょうもないことなのに、ことがあるとすぐにイラッとしてしまう。 仕事上でも普段でももうちょっと落ち着いて話せたらいいのに、いらっとしてしまうと顔にすぐ出てしまうし後からいっつも後悔する。 そんな自分も嫌でそれにもイライラして、この悪循環が耐えられない。
ストレス
アンガーマネジメント
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鯨井 薫 さんの専門回答
5ヶ月前
イラっとしたとき
#怒り #後悔 #嫌悪感 #コントロール
ばーむのようなものさん、こんにちは。臨床心理士・公認心理師の鯨井と申します。 イラっとすること、ありますよね。それを出してしまうと、人間関係に悪影響を及ぼすとわかってはいるけれど、気が付くとすでに顔に出てしまっていることも確かにあります。 ばーむのようなものさんのようにイラっとしたときの対応方法について、お話させていただきたいと思います。
[今回の悩み]
ばーむのようなものさんは、イラっとしたときにすぐに顔に出てしまうようです。そして、その行為を後悔するとともに、そんな自分にもイライラしてしまう。 後から考えると、そこまでイラっとするような内容でもないこともあり、「イラっとしたそのときに落ち着いて話せたら」と思っているようです。
[悩みの原因・分析]
イラっとくるときには、何種類かのパターンがあるかと思います。 まずは、対象ですが、相手、相手とは別の第3者、状況や環境、そして自分自身などが挙げられます。 次に内容です。自分を否定されたように感じた。相手の言葉に敵意を感じた。同じ状況にうんざりした。自分自身の力不足を感じた。など そして沸き上がった感情はどのようなものだったでしょうか?怒りでしょうか?不安でしょうか?焦りでしょうか? ばーむのようなものさんが最近イラっとした場面について、この3つを分析していただきたいと思います。これまでにも同じようなイラっとした場面があったかも振り返ってみてください。
[やってみましょう!]
これまでの場面も同様に振り返ることによって、自分自身のイラっとしやすい場面が明らかになることがあります。そしてその場面が明らかになると、対処方法が見えてくるかもしれません。ばーむのようなものさん自身も「後で振り返るとしょうもないことなのに」とお話されているように、感情に支配されると先のことが考えられなくなります。しかし、感情が支配されやすい場面をあらかじめ把握しておくと、「この場面、危ないな」とあらかじめ危険信号を出すことができます。 もしも危険信号が出たときの対処方法には次のものが挙げられます。 ・ゆっくり6秒数える ・深い呼吸を繰り返す ・一度その場から離れる ・周りを観察する ・自分の怒りレベルを評価する こういった、怒りへの対処ができるようになると、後悔をするようなふるまいをすることがなくなり、後悔することや自己嫌悪に陥ることがなくなり、反対にそういった対処ができる自分に自信が付くことで、落ち着いてお話ができるようになるかと思います。
カウンセリングではアンガーマネジメントという怒りのコントロールを行う練習を行っています。ご自身の怒りのメカニズムや固定観念の確認、怒りをやり過ごすリラクセーションや自分の気持ちや考えを伝える話し方など、内容は多岐にわたりますが、ばーむのようなものさんのようにイラっとしたときに顔に出てしまい、その怒りが後になって自分に向いてしまうことが多い方には、おすすめです。 ご自身の行動を振り返り、「もっと落ち着いて話せたらいいのに」と具体的に目標をする行動を考えているばーむのようなものさんは、相手のことも自分自身のことも考え、ブラッシュアップすることができる方なのだと思います。ばーむのようなものさんの今後のご活躍を、陰ながら応援しております。