お話の詳細
容姿
コーヒー豆_レベル._アイコン.ゆみこちゃん
1ヶ月前
とにかく痩せなくてはいけないと思う。
太ってる自分の姿を見るとイライラして痩せないとって思うけどかえってイライラして食べてしまう。 旦那も可愛いとか、そんなの関係ないっていうけど きっと元カノのほうがスタイルよかったしそっちの方がいいんじゃんとか嫌なことを思ってしまう自分がすごく嫌だ。 だって、旦那が出会った頃に ぽっちゃりはなぁ……って私を否定した。 結局結婚はしたし、 今はあの頃はテキトーに言っただけというけど あれが本心だったんでは?と思う。なので、好きとか言われても今の太ってる自分ではダメなんだろうと思う。そうするとイライラがとまらない。
コンプレックスストレス
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専門家プロフィール
内田 朋加 さんの専門回答
1ヶ月前
何気ない一言も、すごく引っかかるものですよね
#スタイル #ストレス #他者
ゆみこちゃんさん、初めまして。 臨床心理士・公認心理師の内田と申します。 スタイルや痩せることって、女性にとって永遠のテーマですよね… より良い自分であろうとするのは素晴らしいことですが、今そのことがゆみこちゃんさんにとって少しストレスになってしまっているようでしたので、コメントさせていただきました。
[今回の悩み]
ゆみこちゃんさんは、ご主人からの目を気にして、痩せなくては、太っていてはダメだと感じてしまい、ご自身の容姿を見てはイライラしてしまうそう。 それというのも、出逢ったころにご主人が「ぼっちゃりはなぁ…」という発言をされたからのようです。 今ではゆみこちゃんさんに対し、可愛いとかスタイルなどは関係ないといったことを言ってくださるようですが、ご本人にとっては何気ない一言だったとしても、言われた方としては気になるし、ずっと心に引っかかってしまうのも当然ですよね。 元カノのスタイルなども気になってしまい、今のご自分ではダメだと感じてしまっているご様子。 そんな風に思えば思うほど、イライラが止まらなくなり、かえって食べてしまうという悪循環に陥っていらっしゃるのですね。
[悩みの原因・分析]
人それぞれ性格が違うように、外見である体型もさまざまですし、そこに答えはないですよね。 だからこそより良い自分でありたいと願うのは美を求める女性にとっては特に自然なことですし、ましてやそこにパートナーの言葉が(ご本人にとっては何気ないものだったとしても)入ると、よりそこに意識が集中してしまうのは当然です。 ゆみこちゃんさんは、結果的にご結婚された=最終的に選ばれた存在だとしても、やはり元カノとの比較やご主人からの評価を気にしてしまい、今のご自分に納得がいっていないようです。 きっとご主人も「可愛い」とか「そんなの関係ない」とは言ってくださるものの、出逢った当初の言葉を凌駕するほどのパワーをゆみこちゃんさんがそこから感じ取れていないのも要因の一つでしょう。 また、”痩せなくちゃ””食べてはいけない”と考えれば考えるほど、そのことがストレスになり、反動のように食べることでストレスを発散してしまうという悪循環がゆみこちゃんさんの中で起こってしまっているようです。
[やってみましょう!]
ゆみこちゃんさんがなりたい自分、理想の姿とはどんなものでしょうか。 もちろんそこにはご主人にとって最高の相手でありたいといった想いも自然と含まれて来るとは思いますが、まずは他者との比較ではなく、ご自身が”こうであったら今よりも自信が持てる”と思えるような姿を思い描いてみてください。 というのも、他者との比較をし始めると、そこには純粋に目標に向かって頑張るエネルギーだけではなく、相手へのライバル心や嫉妬心などの負の感情も含まれてしまい、目標に向かって努力すること自体がよりストレスになってしまいやすくなるからです。 他者との比較や、他者からの評価ではなく、まずはご自分が素直になりたいと思える姿、目標値などを明確にしてみて、そこに到達するためにはどんな生活習慣が必要か、食事なのか運動なのかなど、具体的に書き出してみることで、やるべきことが明確になり、悪循環から少し抜け出せる一歩になるかと思います。 そしてもう一点、これはぜひご主人にご協力をいただきたいことですが、ご主人がゆみこちゃんさんと一緒になられた理由や、今現在ゆみこちゃんさんに対して感じている肯定的な想いをぜひ言葉にして日々投げかけていただけたらと思います。 普段あまりそういった会話をされていない方だと、気恥ずかしくてなかなか気が進まないかもしれませんが、これもゆみこちゃんさんが今より輝けるための大切な要素の一つです。 大切な人から日々肯定的な言葉をかけられるほど、女性にとって自信につながることはありません。 それは決して見た目に限ったことではなく、ご主人が本当に感じているゆみこちゃんさんの魅力であれば性格などの内面や、日々の生活の中における細やかさなど、どんな些細なことでも良いのです。 ぜひご主人に「ダイエットの一環として」などと称して、ご協力いただけるといいなと思います。 最後に、イライラしてはかえって食べてしまう点に関してですが、今は食べることで一時的にストレスを発散している状態になっているかと思います。 しかしそれではまた後から食べてしまったことへの後悔や罪悪感がストレスになり、悪循環を呼びますよね。 いきなり食べるのを辞めるのが難しければ、食べるものを例えばガムに置き換えてみる、お茶に変えてみるなど、口にしてもあまり後悔しないようなものを身近に用意しておくようにしましょう。 そしてもし可能であれば、食べる前に”これはストレス食べだな”と気づけたときに、深呼吸をして、それは本当に食べたいものなのか、今ご自身にとって本当に必要なものなのか、他にストレス発散の術はないのかを考えるようにしてみてください。 食べるときに、そのものをよく観察し、しっかりと味わいながら食べるように意識することでも食べる量はだいぶコントロールできるでしょう。 まずは意識してみることから、良ければやってみてくださいね。
他者の言葉からご自身について悩んだりイライラしてしまったり落ち込んだりするお気持ち、とてもよくわかります。 まずはご自分が”自分はこれでいいんだ”と思えるようになると、少し気持ちは楽になるのかもしれませんね。 カウンセリングでは、お話を伺いながら一緒にお気持ちを整理したり、日々の行動目標について考えていくことが出来ます。 機会がありましたら、ぜひお気軽にご活用ください。 ゆみこちゃんさんのお気持ちが今より少しでも軽くなることを陰ながら応援しております。