お話の詳細
対人関係
コーヒー豆_レベル._アイコン.オハナバタケ
2ヶ月前
昔の後悔から前向きになれなくなった
もう5年も前だけれど、信頼している人に傷つけられた時に、「どうしてそんなひどいことするの?」って言えなかったこと、怒れなかったこと、本当に心から悲しくて辛くて酷い怒りが込み上げてくる。 どんなことをされたのか詳細は言えないけれど、私にとってはとても傷ついたことで、でも会社の同僚だったし1番信頼していた人だったから、我慢してそのまま何もなくその人とは離れて連絡すら取っていない。もう連絡もブロックして何も伝えられないから余計につらい。おそらく傷つけた意識すら相手にも無いんだろうなと思うと余計に辛くなるし死んでほしいと思うぐらい幸せになって欲しく無いと思うぐらい恨みの気持ちが出てくる。 あの頃は今よりもっと幼くて分からないことだらけで自信がなくて、自分の気持ちを伝えることすら出来なくてそんな未熟な自分だったんだなと受け入れることすら出来なくて、ずっと後悔の中にずっといて前に進めない。 5年も経つのに未だに思い出すし、苦しいし、呪いたいぐらい恨んでる。それだけ傷ついたからこそ今働くことも出来なくて休むことしか出来ないけれど、なんでこんなに傷つけてその人はのうのうと幸せそうに生きているのか苦しくなる。 もう自分の幸せと自分の人生に集中して、前を向いていきたいのにどうしても前を向けなくてつらい。どうしたらいいんでしょうか。
トラウマ不安定_躁うつうつストレス
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専門家プロフィール
佐藤 真紀 さんの専門回答
14時間前
「前を向いていきたいのにどうしても前を向けなくてつらい」という気持ち
#ストレス #不安定_躁うつ #トラウマ #うつ
こんにちは。 カウンセラー、公認心理師の佐藤真紀と申します。 ご相談いただき、ありがとうございます。 心の痛みや怒り、そして言えなかった後悔が何年も消えずに胸に残っている。 それはとても苦しく、孤独な思いを抱え続けてこられたことと思います。 まずは、その重い気持ちを言葉にしてくださったこと、本当に大切な一歩だと思います。
[今回の悩み]
今回のご相談は、信頼していた職場の同僚から深く傷つけられたにもかかわらず、その時に「どうしてそんなことをするの?」と気持ちを伝えることができず、5年経った今でも怒りや後悔、苦しさが消えずに続いているというものです。 相手には罪の意識がなく、幸せそうに見えることがさらに苦しみを増し、自分は前に進めず、働くことすらままならないという葛藤を抱えていらっしゃいます。
[悩みの原因・分析]
このような強い苦しみや怒りは、ただの「過去のこと」ではありません。 信頼していた人に傷つけられたこと、自分の気持ちを伝えられなかったこと、心から怒れなかったこと。 これらは時に、心に深い傷を残します。 当時の自分が「未熟だった」と責めてしまうオハナバタケさんの気持ちは、場合によっては後悔と自己否定を強くすることもあります。しかし、それは本当は「自分を守る術がなかっただけ」かもしれません。 そして、相手が何もなかったかのように暮らしていることが、「自分だけが痛みを抱えている」という孤独感や理不尽さを増幅させているのだと考えられます。
[やってみましょう!]
今のオハナバタケさんに必要なのは「気持ちの昇華」と「自分との和解」です。 言えなかったことを誰かに伝えることはできなくても、心の中で「ちゃんとあのとき、怒ってよかった」「私は間違っていなかった」と自分を受け止めることはできます。 たとえば… ①感情の書き出し:怒り、悔しさ、悲しみなど、言えなかった言葉を手紙形式で書く(相手に出す必要はありません) ②「許し」は自分のため:相手を許すのではなく、「今の自分の人生に戻ってくる」ことを目的に、少しずつ怒りの重さを手放していく準備をする また、「前に進まなければ」と焦るより、「少しずつ立ち止まった自分をいたわる」ことが、結果的に前を向く力に繋がります。 幸せになることに罪悪感を抱かず、「私はもう十分苦しんだから、これからは私の人生を歩いていい」と心のどこかで思えたら、それが今後の生活への最初の一歩であるとの実感を感じられるのではないでしょうか。
このような心の深い傷や後悔を整理していくには、カウンセリングで感情に寄り添いながら少しずつほどいていくことがとても有効となる場合があります。 特に、過去のトラウマや怒り、罪悪感、自己否定といった感情を扱う際には、専門的な支援によって「一緒に感じきってもらうこと」が癒しに繋がります。 時間がかかっても大丈夫です。 心を整えていく中で、「自分の人生を取り戻す」ための力が、少しずつ湧いてくることを、私はこれまで何度も見てきました。 オハナバタケさんにもその力が必ずあります。 今は、その準備をしている時間なのかもしれません。 本当に、よく頑張ってこられましたね。 オハナバタケさんが、ご自身の幸せを少しずつ取り戻していけることを、心から応援しています。