・夫婦関係の修復を望み努力しているが、夫は閉鎖的。 ・過去にカウンセラーへ相談したが、経緯を聞かれず「あなたが100%悪い」と言われ、自信を失った。 ・喧嘩に至る背景を理解してもらえなかった。 ・「これから見込みがないのか」と強い不安を感じている。

夫婦関係は「どちらかが100%悪い」という単純なものではなく、二人の間のやり取りや状況、価値観のすれ違いなど、いくつもの要因が複雑に絡み合って起きてくるものですよね。 また、経緯や背景を聞かずに結論だけ伝えられると、りんごとアダムさんの努力や気持ちが軽んじられたように感じ、カウンセラーとの信頼関係も築けずにさらに孤独感が強くなったりもします。 その意味でも、りんごとアダムさんは今、強い不安を感じておられるのではないでしょうか。 「閉鎖的」と感じるご主人の態度も、もしかすると不安や傷つきやすさ、防衛心からきている可能性があります。 そこにりんごとアダムさんの想いと不安がぶつかると、衝突が強まりやすくなったりもします。

①経緯や背景を丁寧に聴いてくれる相談先を探す 　夫婦問題は、双方の話を理解したうえで関わり方を整理することが重要です。 相性や信頼感も大切ですので、「話を最後まで聞いてくれる」「背景を理解しようとしてくれる」専門家を選びましょう。 ②ご主人が話しやすい環境を作る 　タイミングや場所、言葉選びを変えるだけで、相手が少しずつ心を開くことがあります。 批判ではなく感情を「私はこう感じた」という形で伝える「アイメッセージ」も効果的です。 「私は～」と、あくまで自分（私）を主語にして自分の想いを相手に伝える形です。 ③修復のゴールを小さく設定する 　「元の関係に一気に戻す」ではなく、「まずは1週間に1回ゆっくり話す時間を持つ」など、小さな成功体験を重ねることが、次のステップにつながります。

こうしたサポートを受けることで、りんごとアダムさん自身の気持ちを整理し、無理なく伝える方法が見えてくるかもしれません。 相手の反応を受け止める心の余裕も生まれ、関係修復のための小さな行動が実行しやすくなっていく可能性もあります。 そうしていくことで、「見込みがあるかないか」だけで判断するのではなく、「今できることをどう積み重ねるか」に意識を向けられるようになっていきます。 大きなゴールに一気に行こうとするのではなく、小さなステップを重ねていくイメージです。 そのステップが、りんごとアダムさんの望む方向に繋がっていきますように。 応援しています。