離婚が決まったものの、8月までは義母と同居を続けなければならない。 ご主人には不倫の疑いがあり、生活費もその相手に使ってしまう。 それを指摘すると暴力を振るわれることもあり、そばにいること自体が怖く、食事も一緒に取りたくないほどの状態。 恐怖やストレスから睡眠が浅くなり、早朝に目が覚めてしまうなど、心身に強い負担が出ているのですね。

このような状況では、「怖い」と感じるのは自然な反応です。 暴力や威圧的な言動は、たとえ一時的でも家庭内暴力（DV）にあたる可能性があります。 恐怖を感じる状態が続くと、脳や身体は常に「身を守るための緊張状態」に入り、眠れなくなったり、食欲が落ちたり、頭がぼーっとしたりといった症状が出やすくなります。 つまり、今のちびちゃんさんの反応は「弱いから」ではなく、心が危険を察知して守ろうとしている結果だと思われます。

まず、何よりもちびちゃんさんの安全の確保が最優先です。 暴力が繰り返される、または今後起こる可能性がある場合は、 警察（#9110 または 110） 配偶者暴力相談支援センター（各自治体にあります） などに連絡し、「今すぐ助けが必要」と伝えてください。 「怖くないようにする」ためには、相手を変えることではなく、まず自分が安心できる環境に身を置くことが欠かせません。 また、日中はできるだけ一人にならないようにしたり、スマホに緊急連絡先を登録しておいたり、信頼できる友人や親族に事情を伝えておくことも、自分を守る大切な準備です。 睡眠については、寝る前に深呼吸や軽いストレッチをして、体を「安全なモード」に戻すことが少し助けになるかもしれません。 それでも眠れないほど不安が強い場合は、心療内科や精神科で相談して、睡眠を助けるお薬を一時的に使う選択も検討してみてください。

カウンセリングでは、「どうすれば怖くないようにできるか」ではなく、 「この怖さの中で、どう自分を守り、心を落ち着けていけるか」を一緒に探していきます。 恐怖を感じることは、あなたが弱いからではなく、それほどまでに危険な状況に耐えてきたという証です。 今は、安心できる時間と場所を確保しながら、ちびちゃんさんが少しずつ体と心を休ませていくことを最優先にしてほしいです。 ちびちゃんさんの身に起きていることは、決して「我慢して当たり前」ではありません。 どうか一人で抱え込まず、信頼できる支援機関や専門家に、少しずつ助けを求めてください。 ちびちゃんさんが安全で穏やかに過ごせる日常を取り戻せるよう、私たちはその歩みを支え続けます。