Ponta58さんは、幼少期から周囲の大人や同級生からいじめを受け続けてきたことで、人とどう接すればよいのかがわからなくなってしまい、話すことすらできなくなっているのですね。 人と関わることに対しての「怖さ」や「不信感」が心の中に強く残っていて、「どうすればいいかわからない」という状況に、深い孤独や不安を感じていらっしゃることが伝わってきます。

人は本来、信頼や安心感の中で育つことで、人との関わり方や対話の方法を自然に学んでいきます。 けれど、Ponta58さんのように小さい頃から繰り返し傷つけられてしまうと、「人と関わる＝また傷つく」と、脳と心が防御の態勢をとってしまうのです。 それは決して「Ponta58さんの性格の問題」でも「人とうまくやれない自分が悪い」という話ではなく、それほどまでにたくさんのつらい経験を背負ってきた「心の反応」であり、「とても自然なこと」なのです。

まず、今のPonta58さんに必要なのは「すぐに人と話せるようになること」よりも、「安心できる関係の中で、自分を否定されない体験を積み重ねること」です。 そのためには以下のようなステップが参考になるかもしれません 無理に話そうとしないこと 　話せないのは「怖い体験の積み重ね」があるからです。話すよりも「聞いてもらう」ことや「そばにいるだけ」など、心のハードルが低い方法から始めてOKです。 安心できる関係を一人でも持つこと 　誰か一人でも、安心して心の内を話せる人が見つかれば、それが「心の居場所」になります。それが家族でなくても、誰かどこかの支援者でも、SNS上の安全な場（この場合、そのSNSが安全な優しい場であることは意識して気を付けて下さいね）でも大丈夫です。 「話す」以外の方法で自分を表現してみる 　文字で書いてみる、イラストを描いてみるなど、声に出す以外の方法で人とのつながりを感じられることもあります。まずは「伝える練習」から、少しずつで大丈夫です。

カウンセリングでは、「話せない自分」を否定することなく、Ponta58さんのペースで、心の奥にある気持ちを少しずつ整理していけます。 繰り返し傷つけられてきた経験を、誰にも遮られず、否定されず、ただ聴いてもらえる体験は、これまで奪われてきた「自分らしさ」を取り戻す第一歩になります。 やがて、「こんなふうに人と関われるなら、もう一度信じてみようかな」と思える日が、少しずつ訪れるかもしれません。 Ponta58さんが今ここに、自分の苦しさを言葉にしてくれたことが、何よりも大切な「始まり」だと思います。 どうか焦らず、無理せず、少しずつ。 人と関わる方法はひとつじゃないし、Ponta58さんが「自分を守りながら人と関わる力」を少しずつ取り戻していけるよう、これからも一緒に考えていけたら嬉しいです。