お話の詳細
対人関係
コーヒー豆_レベル._アイコン.とくりいこ
6ヶ月前
指摘されると
人から指摘されるとその後、自分がいないところで悪く言われてるんじゃないかと不安になり 人と喋るのも怖くなったりします。 その小さな不安に押しつぶされそうになるくらい悩んでなんで自分ってこんなんなんだろうって また自分を責めて苦しくなります。
不安
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専門家プロフィール
佐藤 真紀 さんの専門回答
1ヶ月前
人から何か指摘された時に、「その後、自分がいないところで悪く言われているのではないか」と不安になる
#不安
とくりいこさん、こんにちは。 カウンセラー、公認心理師の佐藤真紀と申します。 とくりいこさんのように、人との関わりの中で不安を抱えながらも一生懸命に向き合おうとされている姿に、尊敬の気持ちを覚えました。 苦しい思いをしながらも、こうして気持ちを言葉にして届けてくださったこと、本当にありがとうございます。
[今回の悩み]
とくりいこさんは、人から何か指摘された時に、「その後、自分がいないところで悪く言われているのではないか」と不安になり、人と話すのが怖くなってしまうほどに心が揺さぶられてしまうのですね。 そしてその不安に押しつぶされそうになって、「なんでこんなふうに感じてしまうのか」と自分を責めて、ますます苦しくなるという悪循環の中におられるように感じました。
[悩みの原因・分析]
このような感情は、決して「おかしなもの」ではありません。 人との関係で「否定されること」や「見えないところで何か言われているかも」という感覚は、誰にでも起こりうるものです。 ただ、とくりいこさんの場合はとても感受性が繊細で、人との関係を大事にしているからこそ、ちょっとした出来事でも心が深く反応してしまうのだと思います。 また、これまでの人間関係の中で「人から傷つけられた経験」や「信頼していた人からの言葉で傷ついたこと」があったのかもしれません。 そうした経験が、「指摘=否定」や「見えないところで悪く言われる=自分に価値がない」といった思考に結びつきやすくなっている可能性があります。
[やってみましょう!]
まず大切にしてほしいのは、「自分は傷つきやすいけれど、それは人とのつながりを丁寧に感じ取れる力でもある」ということです。 その感受性は決して悪いものではなく、大切に扱うべきとくりいこさんの優しさです。 不安になったとき、「今、私は想像して不安になっている」と自分に声をかけてあげてみることはできますか? 事実ではなく、想像の中で自分が苦しくなっていることに気づけると、少しだけ呼吸がしやすくなります。 また、自分を責める癖があるときは、「自分を責めたくなるくらい、がんばって人間関係を築こうとしているんだな」と自分の努力に気づいてあげる視点を持ってみることも、とても大切です。 不安になりやすい方は、「自分の中のもう一人のやさしい自分」を育てていくことが助けになります。 自分が苦しんでいるときに「そっか、つらいんだね」「よくがんばってるよ」と、そっと声をかけてあげるような感覚で、自分自身と付き合っていくことを意識してみてください。
こういった不安や自己否定のパターンは、ひとりで抱え続けるにはあまりにもつらいものです。 カウンセリングでは、「なぜこんなふうに感じるのか」「どこに安心の糸口があるのか」を一緒に丁寧にひも解いていくことができます。 また、コーチング的な関わりでは、「安心できる人間関係を築くためのコミュニケーションの工夫」や「不安を感じたときの心の整え方」など、日常で実践しやすい方法を一緒に探していくことが可能です。 とくりいこさんが少しずつ、自分自身の感情を大切に扱えるようになり、「人と関わることがこわくない」と思えるようになる未来は、きっとつくっていけます。 焦らず、少しずついきましょう。 とくりいこさんは、ひとりじゃありません。