お話の詳細
性の悩み
コーヒー豆_レベル._アイコン.らん1797
1年前
自分のことを好きじゃない人や、別に好きでもないor好きか分からない相手と性行為をしてしまいます。これが自傷的なものだって分かっているけれどこういう事しないと生きてるって思えないです。誰かに大事にされるような存在じゃないって思ってしまっている自分がいます。もうどうしたらいいか分からない。私の身体を求める人と会うと自分の身体を嫌いになりそうです。最中もそういう人と話したりしている時も楽しいって思っていてそれは嘘じゃないはずなのに、どこかでこれはおかしいって思っている自分もいます。高校生の頃はよく自分の性別に悩みましたが、その居場所の無さに耐えかねた逸脱なのかなと自分では思っています。だからといってあの頃が本当の自分だったかというとそうではないような気もします。どうやって生きていけばいいかわからないです。
コンプレックス不安中毒_執着
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専門家プロフィール
佐藤 真紀 さんの専門回答
4ヶ月前
自分のことを好きではない、または好きかどうか分からない相手とも関係を持ってしまい、そのたびに「自分を大事にできていない」と感じる
#不安 #コンプレックス #依存 #執着 #性自認
らん1797さん、こんにちは。 公認心理師、心理カウンセラーの佐藤真紀と申します。 よろしくお願いします。 らん1797さん。 こうして、胸の奥にある揺れや痛みを言葉にしてくれたこと、本当に大きな勇気が必要だったと思います。 話してくれてありがとうございます。 誰にも見せられない自分の一面や、複雑な気持ちが重なっている中で、ここまで書くのは簡単ではなかったはずです。
[今回の悩み]
らん1797さんは、自分のことを好きではない、または好きかどうか分からない相手とも関係を持ってしまい、そのたびに「自分を大事にできていない」と感じているのですね。 一方で、会っている瞬間や会話の中では楽しさも感じていて、その気持ちは嘘ではないと分かっている。 でも、どこかで「これはおかしい」と思う自分もいて、どう生きていけばいいのか分からなくなってしまっているのですね。
[悩みの原因・分析]
らん1797さんのこの行動の背景には、「誰かに必要とされたい」「存在を感じたい」という切実な願いがあるのかもしれません。 特に高校生の頃に抱えた性別や居場所の悩みは、自己価値感を揺らす大きな出来事だったはずです。 その揺らぎが、今も心の奥で「大事にされる価値がないのでは」という思い込みにつながってしまっている可能性があります。
[やってみましょう!]
①「自分が望む関係」を整理する時間をつくる  相手が何を望んでいるかではなく、自分がどんな関係を持つと安心できるかを書き出してみましょう。 ②心の穴を埋める方法を増やす  身体を通さずに「安心感」や「つながり」を感じられる人間関係や活動を少しずつ増やすことが、自己価値感を育てます。 ③感情に名前をつけてみる  会う前・最中・会った後の感情を具体的に言葉にすることで、自分の行動のパターンや本当の望みが見えてきます。 ④安全な相談先を持つ  このテーマは孤独の中で抱えると、さらに自己否定が強くなることがあります。 信頼できる専門家や支援先に、少しずつでも気持ちを話してみませんか?
一緒に話しながら、自分を責めるだけで終わらない「意味づけの整理」ができていくと考えます。 あなたが本当に安心して過ごせる関係や生き方を、一歩ずつ見つけていくサポートが可能でもあります。 「自分の存在を確かめるため」ではなく、「自分を大切にしながら関わるため」に、関係や行動を選べる感覚が育っていきます。 らん1797さん、応援しています。 自分を労わりながら、自分の大切な存在に声をかけるように自分自身へも声をかけてあげて下さい。