キャリア・就職
■相談■
自分でやれ
■相談■
自分でやれる治療はないでしょうか?
また、療養期間って何をすればいいのでしょうか?
■経緯■
先日、『不安神経症』と診断されました。
「幼少期から持続的に不安や恐怖を感じやすいし、それで本人も悩んでいる。お仕事が続かないのも、そういった不安や恐怖の影響があるのかも。ずっと続いているようだから年単位でじっくり治療した方がいい。今はお仕事に就ける状態じゃないから、医療者の観点から言うと療養に専念した方がいい。」と言われました。
治療は薬物療法で抗うつ剤や睡眠薬などを処方されてますが、本当にこれだけで治るのか不安です。
■症状■
・食欲不振
・睡眠不足、途中覚醒
・暗所恐怖症(ひどい時は過呼吸)
・閉所恐怖症
・遅刻するの分かってるのに家の鍵が閉まっているか、車を降りてまた確認してしまう
・1人で家にいられない(手足が冷たくなる、涙、寝られない)
・夜、家の外を歩いている人がいるとパニックで過呼吸になる(自分の家を狙っているかもと思う)
・1人で歩いていると後ろから襲われるかもしれないと不安になる
・人からよく「気にしすぎ」と言われる

「治したい」と思えている今が、すでに回復のスタートです
アンパロエレン1ヶ月前
やってみましょう!
1・ カウンセリングも「治療の一つ」です
薬だけでなく、カウンセリングもとても有効な治療の一つです。不安神経症のように、長年にわたって心が緊張しやすい状態が続いている場合、過去の経験や思考のクセ、今の生活の中で感じているストレスについて、安心できる環境で言葉にしていくことが大きな支えになります。
カウンセリングでは、
• 「なぜ不安になりやすいのか」
• 「どんな場面で不安が強くなるのか」
• 「自分に合った対処法は何か」
などを一緒に整理したり、練習したりする時間になります。不安との付き合い方を知ることで、薬に頼りすぎずに、自分で自分を助ける力も育っていきます。
「話すだけで治るの?」と思うかもしれません。でも、心の病は“言葉”によってケアされる力もとても大きいんです。
2・「安心できる時間」を少しずつ増やす
今ののぺまるさんの脳や神経は、“安全じゃないかもしれない”という信号をずっと出し続けている状態です。そのため、安心できる体験を毎日の中に少しでも増やすことが、とても大切です。
• 心が少し落ち着く音楽を聞く(リラックス系のヒーリング音や自然音も◎)
• 温かい飲み物をゆっくり飲む
• 柔らかい毛布にくるまって深呼吸する
• 好きな香り(ラベンダーや柑橘など)を使う
こうした「五感で感じる安心」は、不安の根っこをじわじわほぐしてくれます。
3・不安を「否定」せず、「今、不安なんだね」と見つめる
「また不安になってる…」と責めるのではなく、「あ、不安が来たな」「私の心、ちょっと今つらいみたい」と、不安に寄り添う言葉を自分にかけてあげることも大切です。これは“セルフ・コンパッション”と呼ばれるケアのひとつで、研究でも回復を支える効果が認められています。
4・ 療養期間は「治すために必要な時間」
療養期間は「止まっている」時間ではなく、「治すための行動をしている」時間です。無理に頑張ろうとせず、今は「休むこと」が一番の治療なんです。
以下のようなことを意識できると、療養期間も少し過ごしやすくなるかもしれません。
• 睡眠と食事のリズムを意識して整える(完璧じゃなくて大丈夫)
• 不安が強い時は「今日はそういう日」と割り切る
• 簡単な日記をつけて、気持ちの波を記録してみる(あとで見返すと回復が見えることも)
5・呼吸法やマインドフルネスもおすすめです
心が不安に引っ張られそうなとき、ゆっくりと深く息を吸って、長く吐くという呼吸だけでも、身体は少し安心します。
また、YouTubeやアプリで「マインドフルネス」や「瞑想」と検索してみると、ガイド付きの音声があるので、それを聞きながら5分間だけでも「今ここ」に意識を戻す練習ができます。これも、回復を支える“自分でできる治療”のひとつです。