お話の詳細
依存・中毒
きるきる
3ヶ月前
生きてる心地しない
生きてる心地を感じなくなったのは1年前くらいからです。今まではストレスを感じたら友達に会ったり美味しいものを食べたりして、充実した毎日を送っていたのですが、最近はご飯も美味しいより食べなきゃって気持ちが先走って急いで食べたりしてしまったり、友達にあっても苦しく感じたりしてしまい。たばこ、お酒、衝動買い、恋人に過剰に依存してしまったり、酷い時はodをしてしまいます。 どこから手をつけていいか分からないです。 頂いたアドバイスを絶対にこなすので助けてください
不安
不眠症
中毒_執着
無気力
パニック
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山路 和英 さんの専門コメント
3ヶ月前
心の不調と向き合うために、少しずつ取り組むべきこと
#パニック #不眠症 #不安 #OD #抑うつ #依存症
こんにちは、きるきる様。公認心理師の山路です。ご相談を投稿いただき、ありがとうございます。あなたの気持ちや現在の状況に深く共感し、サポートさせていただきます。
[今回の悩み]
1年前から生きている実感が薄れ、生活に対する興味を失っていることにお悩みのようですね。以前は友人と過ごしたり、美味しいものを食べることで充実感を得ていたものの、最近ではこれらの活動も楽しめず、急いで食事を取ったり、友達と会うことが苦痛に感じることが増えてきたとのことです。また、タバコやお酒、衝動買い、恋人への過剰な依存、さらにはOD(過剰摂取)など、自己管理が難しくなっていることが問題です。どこから手をつけるべきか分からず、頂いたアドバイスをどうにか実践したいとお考えです。
[悩みの原因・分析]
きるきる様の状況にはいくつかの要因が考えられます。まず、以前はストレスを友人との時間や美味しい食事で軽減していたものの、これらの方法が効果を持たなくなってきた点が重要です。これは、感情的な疲労やうつ状態が進行している可能性があります。なぜならうつ病の診断基準に依然楽しかったことが楽しめなくなったことという基準があるためです!具体的には、以下のような要因が考えられます。 感情的な疲労: ストレスや不安が長期間続くと、感情的な回復力が低下し、以前の対処法が効かなくなることがあります。ストレス反応の原因としては学校や家庭、仕事のストレスなどの外部環境によるストレッサーのほか、生来のストレスへの脆弱性が関連していると言われています。 依存行動: タバコやお酒、衝動買い、恋人への依存などは、精神的な安定を求める一時的な逃避行動です。これらの行動は短期的には楽になるかもしれませんが、長期的には問題を悪化させる可能性があります。 ODのリスク: ここでいうODはOD(過剰摂取)の意味で解釈させていただいていいでしょうか。ODは深刻な健康リスクを伴うため、緊急の支援が必要です。これは精神的な苦痛のサインであり、専門的な介入が不可欠です。
[やってみましょう!]
まずは、以下の方法を取り入れてみてください。これにより、少しずつ心の状態を改善する手助けとなるでしょう。 専門的な支援を受ける: カウンセリングや医療機関でのサポートを受けることで、感情や行動の問題を専門家と一緒に解決することができます。自分一人で抱え込まず、適切なサポートを求めることが大切です。抑うつ症状には軽度から重度の症状があり、また、軽度の抑うつと思っていたものが重度の精神障害の初期症状であったという場合もあります。ストレスの原因がわからない場合でも、自己診断はせず、まず医療機関に相談してみましょう。 依存症への具体的な対処:依存行動は精神的な安定を求める行動という点でストレスコーピング(対処行動)と表裏一体です。一方、やめたいのにやめられないという行動であればそれは依存行動とみなすことができます。依存症には依存行動が起きない環境に強制的に引き離すなど具体的な実行方法が必要です。また、別のより良い行動に置き換える、イネイブラーといわれる依存行為を助長する人を避けるなどの対処も有効です。たばこやお酒であれば飲み会や喫煙所に行かないという行動が必要かもしれませんし、衝動買いを防ぐために買い物アプリを削除するなどのご自身にとって有効な具体的方法を探してみましょう。 自己ケアの実践: リラクゼーションやマインドフルネスなど、心身をリラックスさせる活動を取り入れることで、ストレスや不安を軽減する手助けになります。自分に合った方法を見つけて、無理のない範囲で実践してみましょう。食事の取り方や睡眠の質を改善することで、体調とメンタルのバランスを整えることができます。無理に楽しもうとするのではなく、自分のペースでできることから始めると良いでしょう。 支援者を求める: 信頼できる友人や家族に相談することで、孤立感を軽減し、気持ちを共有することができます。
きるきる様の抱えている苦しみはとても深いものであり、その解決には時間と専門的な支援が必要です。カウンセリングを受けることで、自分の感情や行動のパターンをより深く理解し、具体的な対処法を学ぶことができます。まずはストレスの原因やストレスにかかわるご自身の認知的な傾向を見つけてみましょう。カウンセリングを通してより有効な対処法が見えてくるかもしれせん。また、医療機関での支援を受けることで、抑うつやストレスの理解が進み、より良い方向に進むための具体的なステップを見つけることができる可能性があります。市販薬を服用されている場合は医師や薬剤師の支援を得ながら適切な容量・用法を守って服薬を行っていく必要もあります。依存症への対処にはより具体的な行動変容による対処が必要です。具体的には依存行動をストレスコーピングへと変容させていく手続きが必要です。ご本人の依存症であるという自覚と周囲のサポートが不可欠です。心の健康を取り戻すためには、一人で頑張りすぎず、必要な支援を受けながら少しずつ前進していくことが大切です。きるきる様が少しでも楽になることを心から願っており、サポートさせていただきたいと思っています。いつでもご相談ください。