お話の詳細
結婚・子育て
コーヒー豆_レベル._アイコン.Linaria
1年前
小学二年生のいとこについて
小学二年生のいとこ(女の子)についての相談です。本気で心配なので投稿します。 その子は三人兄弟の長女で勉強は苦手だけれど主体性があって、クラス会の遊びを企画したり、兄弟で揉めた時もじゃあこうしたら?と提案できたりする子です。とても兄弟思いで下の子2人のこともまるでもう1人のお母さんみたいにしっかり見ています。 しかし、「宿題やらないの?」と声をかけたり激しい兄弟喧嘩をしたときなどに、「自殺してやる!」とパニックになり何階だろうと構わず窓から飛び降りようとするそうです。 もともと小さい頃からお菓子やおもちゃを買う時も「がまんがまん」と毎回我慢させられたり、お姉ちゃんだからと下の子に譲ったりする子でした。(本当に2番目の妹ちゃんが聞かない子なんです)なので本当に我慢我慢の結果の大爆発だと私は思っています。 普段はおじとお嫁さん2人で3人育てていて(しかも皆活発な子)そんなんで面倒見きれるのかよとまだ大学生ではあるけれど思っていました。 それでじいちゃんちに帰ってきたら私が基本面倒を見てるんですが、子供も育てたことの無い一般大学生なのでトラブルがあっても対処しきれないんです。でも親はただ他の親族と喋ったり料理を食べたりしていて私がヘルプの視線を送っても気づいてくれなくて、私の母が気づいた時は子供たちのこと叱ったりしてくれてるんです。 完全に環境のせいだとは思うのですが、今修正しないとその子の人生本当にハチャメチャになってしまうと焦っています。 次会うのは多分お盆とかだと思うのですが、もしパニックになってしまったらどう接するのが正解ですか? また何か私に出来ることはあるのでしょうか? 私自身小さい頃から病んではいたけど、早く大人なって楽になりたいとしか考えていなくて小学二年生で「自殺したい」というワードが出てくるのももう本当に心配で心配でなんとか救いたいです。
強迫観念不安パニックアンガーマネジメント衝動_暴力ストレス
専門回答希望 1個, 共感 18個, コメント 2個
専門家プロフィール
かんだ なおこ さんの専門回答
1年前
その子の当たり前や良いところを認めてあげるところからスタート!
#アンガーマネージメント #不安 #居場所 #褒める
Linariaさん、こんにちは!カウンセラーのかんだなおこです。 投稿ありがとうございます。少しでも今の気持ちが整理できますようコメントをさせていただきます☆
[今回の悩み]
Linariaさんのお話を少し整理してみたいと思います。 Linariaさんは、小学2年生のいとこさんのことで心配されているのですね。 いとこさんは、とてもしっかりしている一面もあるけれど、感情のコントロールができず爆発してしまう時があり「自殺してやる」という言葉もみられる。 Linariaさんは、そんないとこさんの姿が心配なのが相談事の1つ目ですね。 また、おじい様のお家に皆さんが集まった時等に、いとこたちの面倒を見る際、大人がなかなか助けてくれない状況なのですね。 いとこがパニックを起こしてしまったときにどのように接したらいいかも悩まれている。 Linariaさんの中で、いとこたちの対応についてが相談事の2つ目になるかと思います。 お盆も近いので、対応の仕方とか気になってしまいますよね。 また、考え始めるといとこのパニックについても心配になったり、不安になったりしてしまいますよね。 次から少し、この状況について分析したり、アドバイスをお伝えしていきたいと思います。
[悩みの原因・分析]
今回、Linariaさんのご相談内容を拝見させていたき、先にも述べたように大きく分けると問題に感じているテーマは2つあるように感じました。 1つ目はいとこの長女がパニックを起こす様子について、2つ目はいとこたちとの関わりについて。 1つずつ原因を考えていきたいと思います。 1つ目:いとこの長女がパニックを起こす姿について☆ Linariaさんが「育ってきた環境のせいではないか」と読み解かれているように、育ってきた環境は大きく影響していると思います。 お姉ちゃんとして一生懸命頑張ってるのですよね。 それは、時には我慢しきれないことも出てきますし、大きな声をあげてしまうこともあると思います。 その子がお姉さんとしてリーダーシップを発揮するのが、ご両親はじめ“いつも通り”に大人の中でなっていませんか? ついしっかりしていると、周りの大人は“子ども”ということを忘れてその子を見てしまうことがあります。 まだ小学2年生、7・8歳の子どもです。 思い通りにいかなかったらコントロールもできなくなることも十分考えられます。 パニックになった時に「自殺してやる」という言動行動については、ドラマ・YouTube・漫画・小学校での情報(友達、先輩など)等から収集している可能性が考えられます。 自殺ということを知っていても、それを実行するとどうなるか、周りがどう思うかなどはまだ発達段階的にしっかりと想像でき、理解する状態まで成長していません。 また、しっかりしている子なので「かまってほしい」「見てほしい」などの気持ちから自殺をほのめかす言動をしている可能性も考えられます。 実際に自殺するって言った時、周りの大人が必死になったりしたことはありませんか? 「自殺するっていえば、私だけを見てくれる」「全力で向き合ってくれる」など学習してしまうと、その方略を使うことで気を引けると間違った学習をしてしまうことがあります。 2つめ:いとこたちとの関りについて★ 親族で集まるとLinariaさんのようなお姉さんに子どもを任せて両親たちが盛り上がる場面…想像できます。 ありますよね… 任せられる方としてはケガさせないように配慮したり、わからないことの中で関わらないといけないので疲れると思います。 伯父さま、叔母さまは、LinariaさんのおっしゃるようにLinariaさんの心配や苦労には気づかれていないように思います。 悪気があるわけではないのですが、Linariaさんがいとこと関わることについて深く考えていらっしゃる様子が伝わっていないのもあり何もしないとも考えられます。 また、別の角度で考えてみると… 伯父さま、叔母さまの中で、日頃子育てで疲れているからこそ実家でくつろぎたいという思いから見て見ぬふりをしている可能性も考えられます。
[やってみましょう!]
それぞれについてアドバイスを考えてみました! 1つ目:いとこの長女がパニックを起こす姿について☆ しっかりしている子は、“しっかりすることが当たり前”になっていることが多くあります。 そういう子は、経験を繰り返していく中で、無意識に我慢をしたり、しっかりすることが染みつき、自然とそれを目指そうとしてしまいます。 いつの間にか「しっかりすれば認められる」となり、しっかりすること=自分の居場所確保になっていることもあります。 私も多くのお子様と接してきた中で、このタイプの子と向き合うことが多くありました。 対応としておすすめなのは、背伸びをした姿や我慢している姿ではなく、ありのままのその子をまずは受け止めることや小さいことを褒めることが重要です。 例えば…「おいしい」と感想を言ったとき「あ!わかる!」と返事をすること、困って助けを求めてきたとき「困ってる?助け求めてきたね!OK任せて」、弟たちに普通に譲れた時「なかなかできないよそんなこと」等 何気ないことでいいんです。 その子が見ているもの、感じているもの、できていることは、とても素晴らしいことだと言葉や相手に分かりやすい方法で伝えることが重要です。 伝えるときは、なるべく「何を褒めているのか(受けとめているのか)」具体的に伝えることで、脳が記憶していくそうです。 「すごいね」ではなく、「〇〇がすごいね」というようなイメージです。 褒められることに慣れていないと「別に大したことないし」と言ってくることもあると思いますが(経験済みです)、その時は「私はすごいと思ったよ」等とLinariaさんが感じたことを添えてフォローしてみてください。 自殺については、落ち着いているときとかに「なんで飛び降りようとするの?」と会話として話してみるのも1つだと思います。 「自殺はダメ」と直球で伝えたいのですが、自殺しようとする=自分の存在を確認することとなっていた場合、頭ごなしに叱ってしまうと“自分自身が否定された”と思ってしまう可能性もあります。 まず、いとこさんの考えを聞いてから、Linariaさんの気持ちや考えを伝えてみたり「自殺するって言ってほしくない」と伝えてみてはどうでしょうか。 また、いとこさんが自殺をする以外に注目される場面(褒められる場面など)を増やしていくことで「自分に価値を感じる場面は自殺以外にもあるんだ」と学習をしていけます。 ぜひ良いところや、受け止めてあげることから始めてみてください。 2つ目:いとこたちとの関わりについて★ 1つめの方法をいとことの関わりの中でも活用してみてください。 長女さんだけでなく、どの子にも実は使える方法で信頼関係の構築にも繋がります! また、いま任されるのは辛いとLinariaさんのご両親、または伯父さま叔母様に相談してみるのも1つだと思います。 その他、いくつか対応方法を考えました。 ①面倒を見るのをやめる、②大人の輪に入る、③いとこたちとルール設定する ① Linariaさんにとっていとこたちを面倒見るのは、大変なことだと思います。 本を読みたいから、課題の提出があるから、散歩してきたいから等なんでもいいので理由をみつけ、少しいとこたちの面倒を見る時間を減らしてみるのはどうでしょうか。 少し距離を設けることで関りや見えることも変わってきます。 ② ①の1つの選択肢にもなると思いますが、大人の輪に入ってみるのも1つだと思います。 その中でいとこたちが喧嘩を始めたり何かしていたら、伯父さま叔母さまにお伝えしたり、声をかけに言ったりするのはどうでしょうか。 ③ 今のようにいとこと長い時間接したいのでしたら、遊びのお約束や、大人を呼ぶタイミングなどを決めてみるのはどうでしょうか。 お約束は意外と使えます! 保育園や幼稚園で集団生活をしているようでしたら、お約束は子どもの身近ですので。 本来なら、伯父さま叔母さまが代わりに面倒を見てほしいという気持ちもあるかと思いますが、相手を動かすのは難しいことですので、まずは自分でできることをアドバイスしてみました。
最後に☆彡 ここでは Linariaさんのメッセージから読み取れることでお話をさせていただきました。 とてもいとこ思いの優しい方だと感じました。 カウンセリングではクライアントさまとやり取りが生まれるので、よりお気持ちに寄り添いつつ、取り入れやすいことをアドバイスできます☆ ぜひ、一人で悩むのがつらいと思った時は、カウンセラーにその悩みを分けていただければと思います。 Linariaさんの今の状態が少しでも落ち着くことを陰ながら願っております☆ すてきなお盆での再会になりますように☆彡
コーヒー豆_レベル._アイコン.
タビュー
2ヶ月前
Linariaさん こんにちは。1年以上が経ちますが、その後、Linariaさんとご家族・ご親戚の様子はいかがでしょうか 私も小さい頃、Linariaさんのいとこの方と同じような子どもでした。あくまで参考までに、自身が幼少期にどんな思いを抱えていたかをお伝えしますね まず前提として、私の幼少期と似ていると感じた部分は、 1.幼い頃から「しっかりしている」と言われて育ち、「しっかりした」行動を取ることが当たり前になっていた点(他人の世話をしたり、論理的に喧嘩を仲裁したりすることを自発的に実践していた) 2.周囲から少し注意をされただけで自殺をほのめかし、高所から飛び降りようとしていた点 です 一方、自分はひとりっ子で、世話をしなければならない兄弟などはおらず、大人だけに囲まれて育ちました。当時の遊び相手はLinariaさんと同じような大学生の従兄弟でした 次に、自身が以上のような行動を取っていた理由ですが、完璧主義や、白黒はっきりつけたがる特性があったからだと思っています。 これは元々持っている性格と、周囲の大人からの教えの両方が影響していたと思うのですが、「全教科で100点を取らなければいけない」「周囲の人全員に公平に接しないといけない」「家族以外の人には礼儀正しくしないといけない。敬語を間違えたら相手を怒らせてしまう」などと、自分の中で色々とルールを決めつけてしまい、それが偶然うまくいかないとパニックになってしまうのです。大人からするとこのような考えを持った幼稚園児や小学生はしっかりしているように見えるのですが、実は自分でも苦しみながら毎日のタスクをこなしています。そこで周囲が「〇〇は完璧にするのに、今日はどうして宿題をやらないの?」などと注意をしてくると「完璧にやりたくても苦しくてうまくいかない自分」と「この複雑な感情をわかってくれない身近な大人」に板挟みになったような気になって、逃げ場がないように感じてしまいます。だから私は幼稚園児のときから、自分がこの世から消えるためにはどうしたら良いか、考え続けてきました。 これは自分固有の事例であって、専門家の方のご意見を否定するつもりはないのですが、今考えると自分は、幼稚園児くらいの頃から大人と同じくらいの思考力・理解力を持っていて、「死」がどのようなものかもよくわかっていたと思います(幼少期に身近な家族を亡くしている経験値の影響もあります)。一方で大人たちは幼い私に、自殺や殺人などが少しでも描かれる創作物を見せないよう、とても気を遣っているようでした。実際、自分は「自殺」という言葉自体を知りませんでした。それでも、「ここから飛び降りたら死ぬ(この世の中から自分の意識がなくなる)から、楽になれるかもしれない」と空想していたのです。 その一方で周囲の大人が、自分のことを「子どもだから死を重く受け止めていない」「どうせ意味もわからずに気を引くために言っているだけ」と軽く見てくるように感じていました。 だから、いくら周囲の大人が「子ども」である自分に対して手を差し伸べてくれようが、ありのままの自分を褒めてくれようが、「この人たちは自分のつらい思いを受け止めることなく、『飛び降りをやめてほしい』という世間体のためにご機嫌を取っているだけだ」とどんどん捻くれて、死に対する向き合い方が変わることはありませんでした。 まとめると、「完璧主義の自分のためにしっかりした人間でいなければいけない」ことと「周囲の大人のために子どもらしくいないといけない」ことの2つが矛盾して、自分の生き方の正解が分からずに死にたくなっていたのだと思います。 こんな複雑な感情を持った子どもがいるなんて、大人が気づかないのも納得できます。だからこそ私は今、Linariaさんのことがとても心配です。もしかしたら私といとこの方では、状況や原因が全く違うかもしれませんが、もし私のような子と向き合っているのであれば、とても苦しいと思います。自分も今、当時自身と向き合ってくれた大人たちに対して本当に申し訳ないことをしたと、反省の気持ちでいっぱいです もし仮に、Linariaさんが、「この回答者と、自分のいとこの〇〇ちゃんは似ている部分がある」と思ったならば、以下を覚えておいてください。 自分がこの苦しみから解放されたのは、自分の体が大人になったときです。直接的に誰かの助けを得たからではありません。 自分の思考と、周囲の友人や同世代との思考の難易度が合致するようになった、高校生〜大学生くらいのときに初めて、楽になれました。周囲は自分のことを「大人」として扱ってくるわけですから、もう、自分の内に抱えた感情をストレートに表に出しても面白がる人はいませんし、自らカウンセリングや通院の選択肢を選ぶことができました。また、幼い頃は思考力の高さだけがひとり歩きしていて、知識や言語能力の面では年相応だったので、感情や考えをうまく説明することができず、悔しい思いをしてきたのですが、18歳になる頃には、相手に伝わるようにわかりやすく説明できるようになっていました。 だから、もしLinariaさんが、いとこの方との関わりで「失敗した」「もっとああすればよかった」と感じる場面があっても、責任を感じすぎないでほしいと思います。無論、周囲の大人の手助けが必要な子どもはたくさんいますが、案外、子どもって周りの大人のことをよく見ていて、自ら考え、自分の中で反芻して成長していくものなのかな、と思います。特に、年齢の離れた親戚と一緒に遊んでいたらなおさら、子どもは想像以上に幅広い知見を得られるものです。 特に、あなたは親ではないのですし、あくまで「サポート」の身であること、そして、どんな状況でも、まずは「自分」に余裕がないと他人を助けられないこと、これを念頭においてお世話をされてくださいね 自分は今回の投稿を拝見して「自分と似たような行動を取るお子さんがいた」ということに初めて気づき、少し救われました。家庭内の複雑なお話を、勇気を持って投稿してくださってありがとうございます。 あなたも いとこの方も、そしてご家族皆さまが、ご自身で切り開いた自分らしい人生を歩めますように