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セクハラ
コーヒー豆_レベル._アイコン.rururu1492
2年前
性犯罪加害者を許せない
私は性犯罪加害者が許せない 性犯罪加害者や加害者と同じ思考発言をする人が許せない 自分が被害に遭って、8年・6年・2年経っても、許すなんてことはできず、殺したいほど年々憎しみの感情が高まってくる 殺せば再犯の可能性が0になるから 殺せば再犯に怯えず、自由に生きられるから (8年前の被害は、同一人物から半年間の間に3回被害にあっている) いつまでも、そんな考えを持っていては自分が生き辛いだけだと分かっていても、自分の感情を押さえることができない どうやったら生きやすくなるのだろう
ストレストラウマ不安
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専門家プロフィール
佐藤 真紀 さんの専門回答
4ヶ月前
過去の性犯罪被害による強いトラウマと怒り
#トラウマ #ストレス #不安 #性被害 #性暴力
rururu1492さん、こんにちは。 公認心理師、精神保健福祉士、心理カウンセラーの佐藤真紀と申します。 よろしくお願いします。 rururu1492さんの言葉の一つひとつから、深く刻まれた痛みや苦しみ、そして年月を経ても消えない怒りや憎しみの強さが伝わってきます。 理不尽で残酷な経験をされ、その感情を抱き続けてこられたこと…まずは、その思いを話してくださったこと自体、大きな勇気のいる事だったと思います。 話して下さり、どうもありがとうございます。
[今回の悩み]
rururu1492さんは過去の性犯罪被害による強いトラウマと怒りを抱え、8年・6年・2年という長い年月が経っても、その加害者や同じ思考を持つ人を許せず、憎しみが年々強まっていますよね。 頭では「この感情を持ち続けると自分が生きづらい」と分かっていても、心が追いつかず、どうやってこの苦しさから抜け出せばいいか分からない状態になっておられると思います。
[悩みの原因・分析]
被害が長期間・複数回にわたり繰り返されたこと、加害者の存在があなたに与えた恐怖と無力感は、時間だけでは癒えにくいものだと考えています。 憎しみの感情は、被害の重大さと比例して強くなりますし、「再び被害に遭うかもしれない」という脅威の感覚は、脳や心に深く刻まれてしまいます。 これはrururu1492さんの弱さではなく、rururu1492さんの心が自分を守ろうとする自然な反応です。
[やってみましょう!]
今の段階では、怒りを無理に消そうとするのではなく、その感情が「自分自身を守ろうとする反応」であることを認めることから始めるのが良いと考えています。 ①安心できる環境で、感情を外に出す場を持つ  感情はため込むほど濃く、鋭くなります。 安全な場で信頼できる人や専門家に「怒り」「恐怖」「悲しみ」を話すことは、心を少しずつ軽くします。 ②身体感覚を整えるケア  トラウマは身体にも残ります。 深呼吸や軽い運動、温かい飲み物など、「今ここ」に心を戻す小さな習慣が役立ちます。 ③「許すこと」が目的ではない回復  許せないままでも、生きやすくなる道はあります。 怒りを否定せず、自分の安全や自由を取り戻すための方法を一緒に探していくことができると思います。
カウンセリングは専門的なサポートの中で、怒りと共に生きる方法、そして「少しでも安心できる時間」を増やすための技法を身につけられる方法でもあります。 加害者や出来事ではなく、あなた自身の回復と未来に焦点をあてる時間が持てるようになります。 いま、この瞬間にrururu1492さんが抱えている感情は、間違いでも弱さでもありません。 少しずつで構いませんから、その重い気持ちを一人で抱えず、信頼できる誰かに委ねてみませんか。 あなたが安心して深呼吸できる日常を取り戻すために、ここから一緒に考えていきましょう。