この世に死ほど平等なものはない。
どんな生き物にも必ず死は訪れる。
死は公平にして絶対的な理であり、
常に我々の傍らにある。
だが、人々は知恵と勇気を駆使してもがき、
あがき、最後まで生にしがみつく。
我々はこの不公平で不平等な世界が
好きなのだ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
無数の死を養分に花が咲くように、
この美しい世界の底には数えきれない
悲劇が埋もれている。当事者でもない限り、
君がそれを知ることはない。
君はただ目も眩まんばかりの美しさに心を
奪われて、大地を踏みしめて進めばいいのだ。
君の悲劇は糧となり、新たな花を咲かせる
ことだろう。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
好きな言葉𓈒𓂂𓏸