人の相談を聞いて、その辛さに寄り添えない自分が嫌い
わたしは、人の相談を聞くとその人の辛い思いにつられて自分も気分が沈んでしまう上に、自分が経験した過去の辛い出来事を思い出してしまってとても苦痛です。相談の内容は人間関係や体調の悩みで、いずれも私がとても苦しんできた過去のあるものです。だから、聞いているうちに自分と重なるところがあると「後にこういう考えが出てきて苦しむんだろうな」とか「今この状態なら誰が何を言っても辛さが消えることはないんだよな」という考えが頭に浮かんできて、相手が気の毒でしょうがなくなって自分まで気分が沈んでしまいます。そして、このようなことを考えていると過去の辛かったことがフラッシュバックして、より気分が沈んでしまいます。フラッシュバックは何度しても慣れないもので、毎回毎回辛さが増しているようにも思います。かと言って、相談してくる人はたいていわたしの大事な友人ということが多くて、相談されるのが辛いなんてとても言えないし、相談を聞いて辛さに寄り添って解決をしてあげたいという思いもあります。この矛盾に最近とても苦しんでいます。どうすれば、自分の感情に振り回されず相談に乗って相手の辛さに寄り添うことができるでしょうか。
