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自由
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2年前
終活という言葉を祖母は言った。 私にとっての叔母に当たる自分の娘や、私にとっての母に当たる娘に、幼い頃の写真を配ったりしながら。 不思議な光景だなぁなんて見ていた私。 自分の人生を、自分で決めて生きていかなきゃいけない年齢にたどり着いた今は、どこかで「終活なんて言える年齢まで、生きていく気力もないし、そもそもどうなってるかなんてわからないし」と思ったりする。 まぁそれでもなんだかんだ生きていくんだろうなぁー、なーんて思ったりもするけど。 私は生まれつき身体障害者で、言うなれば、人より時間をかけて、みんなが当たり前にできることを、人並み以下まで習得してきた。 人は言う「年を取ればみんな同じだ」って。 同じなわけあるか!!と私は思う。 だってそうだろう? 人より時間をかけて人並みになれないどころか、人よりも早く出来なくなっていくんだから。 まるで寝たきりになったり せっかく今、自分でできるようになったことをもっともっと失うのなら、そうなる前に、自分一人で旅立ちたい。 そんな思想が私にはある。
希死念慮終活身体障害
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