夫が側にくると、とたんに頭痛が酷くなる。
うずくまるくらい、痛くなる。いつも始まる私を見下す言葉が、凶器のように私の心に突き刺さってくる、心の傷も心から流れる血は、誰にも気づかれずに。ぽっかり、黒い穴が、開くの。この穴を埋める薬が欲しくて、でも見つからない。縋りたい欲求が、内から込み上げて溢れそうになる。誰でもいい優しい誰かに愛を乞いたくなる。汚されたい欲求が溢れてくる。私を見下さない、大切に思ってくれる人に全てを預けていたい。捧げたい。私の存在を
その人の心に、私がいなくなっても、刻み続けたい。記憶に残してほしい。その人の心の中で、肉体が滅んでも、生き続けていたい。