今だから言えること。
LINEが大の苦手だ。大嫌いだ。
小学生のとき、気に入らないことがあった瞬間はぶられていじめが始まると、罵声だけでなく、手紙を投げつけるように送られて、その書かれている内容も罵倒も罵倒で、精神的に追い詰められた。
社会人の仲間入りをして、初めてスマホを持ち、LINEをはじめたはいいが、友人とのやり取りはほぼ皆無といっていい状態。(だからといって仲が悪かったわけではない)
基本、LINEのやり取りを交わしていたのは職場の先輩。しかも、仕事の話でしめられていた。
当時の心情としては、休みの日や就業後なんかは、仕事の話はしたくなかったし、一切関わりたくなかった。
この時の仕事がうまくいっていなくてストレスで、休日でも仕事で頭がいっぱいでしんどかったから。
先輩からしたら、私を心配しての行動だったのだろうが、私にとってはドがつくほどのストレスだった。
私自身が断れない性格だったのもまずかった。その後結局、仕事ができなかった私は、先輩からの善意を無下にした。
そこからLINE恐怖症になった。
通知が来る。心臓バクバク、息が苦しくなる。
なんとか返信する。心臓バクバク、息が苦しくなる。
既読になる、なった瞬間を目にする。心臓バクバク、息が苦しくなる。
このくり返し。
頭抱えたくなったし、実際抱えてた。
あの通知音とバイブレーションが怖くて怖くて仕方なかった。
血の気が引いて、身体、手足の末端が冷たくなった。
仲のいい信頼できる友人にもこの状態だった(あれは本当に何だったのだろう…)
そして私は、人として不誠実、社会人として失格の行動をした。
つまり、未読無視。…さいってー、まさにクズ人間だ。
未読無視期間中は、ずっと頭がしびれて、血が通ってないような心地だった。
相手からは注意されたし、怒られた。当前だ。
LINEを辞めればよかったのに、すでに仕事でも使われるくらい主流だったこと。友人との連絡手段がLINE以外なかったことから、ずるずる続けていた。
今はLINEやってない。
この経験からか、リアルだけでなく、ネットでも超人見知りとなった。
人がどう思うのか、どう反応するのか、返されるのか、誤解を与えてしまったら、不快にさせていたらどうしようとか。
とにかく人の目(気持ち)が気になった。
得体のしれない不安感と恐怖心に襲われて、コメントを投稿することができなかった。
正直、今も変わらない。
でも、このアプリに出会ってからは、幾分か緩和された気がする。
自分の投稿に対していただいたコメント。
心臓ドックンドックンしてるけど、読みすすめると、とてもあたたかで優しいコメントに、ほっとするし、心から救われてる。
感謝してもしきれません。
まだまだ頑張らないといけないけど。
相手へコメントを送信、返信をするとき、ドキドキビクビク身構えながらも、どうにか踏んばって送れるようになった。
もしかしたら、この場だけかもしれない。
それでも、たとえ少しだけだとしても、心のわだかまりが、もやみたいに薄れてきたんだと思う。
世間様にとっては普通でも、私にとってはようやく半歩前進できたんじゃないかな…。
時すでに遅しだけどね。