眠れない夜の対処法5選
眠れない夜の対処法5選
2025. 6. 5

「疲れているはずなのに、なかなか寝つけない」「頭の中がぐるぐるして眠れない」——そんな夜を過ごしたことはありませんか?

誰にでも起こりうる“眠れない夜”。それが続くと、日中の集中力が下がったり、気分が落ち込みやすくなったりと、心身にじわじわと影響が出てきます。

今回は、そんな夜に試してほしい「心をゆるめる小さな工夫」をご紹介します。

「無理に寝よう」とがんばるよりも、「自分の心と少しだけ仲良くなる」くらいの気持ちで読んでみてくださいね。


1. 「眠れない」はよくあること。まずは自分を責めない

眠れない夜があると、「なんで私だけ…」「また明日つらくなる」と不安になってしまうもの。でも実は、20代〜30代の多くの人が同じような悩みを抱えています。

生活リズムの変化、仕事や人間関係のストレス、SNSによる情報過多など、現代人の眠りはとても繊細になっているんです。

「今夜はちょっと眠れないだけ」と軽く受け止めるだけでも、気持ちが少し楽になることがあります。


2. 頭の中が騒がしいときは「書き出す」

考えごとが止まらなくて眠れないときは、ノートやスマホのメモアプリに、頭に浮かんでいることをそのまま書き出してみましょう。

今日あったこと、明日の不安、気になる言葉…。どんな内容でもOK。頭の中から「外に出す」ことで、脳のオーバーヒートを防ぐことができます。

ポイントは、きれいにまとめようとせず、思いつくまま書くこと。書き終えたあと、少し気持ちが落ち着いている自分に気づくかもしれません。


3. 寝る前は「がんばらない時間」に切り替える

スマホを見ながら寝落ちするのが日課になっていませんか?つい癖になってしまうけれど、脳が刺激を受け続けることで眠りづらくなることがあります。

おすすめなのは、「寝る前30分はがんばらない時間」と決めて、照明を落として、音楽やアロマ、軽いストレッチなど、心をゆるめる習慣を取り入れること。

自分に合う「夜のルーティン」を見つけることで、眠るためのスイッチが自然と入るようになります。


4. 「寝なきゃ」と思わない

布団に入った瞬間、「早く寝なきゃ」と焦っていませんか?でも、その焦りがかえって眠りを遠ざけてしまうこともあります。

そんなときは「寝ようとしない時間」を過ごしてみるのもひとつの方法です。

目を閉じて呼吸に意識を向ける、ぼんやりと空想にふける、静かな音楽を流して横になる——「眠らなくてもOK」と思える時間が、実は心にはとてもやさしいのです。


5. しんどいときは、誰かに話してもいい

眠れない夜が続くと、孤独感や不安が強くなってくることもあります。そんなときは、信頼できる人に話してみたり、専門家に相談してみるのも大切な選択です。

マインドカフェでは、眠れない日々の悩みや、心の疲れをそっと受け止めてくれるカウンセラーがいつでも待機しています。

「話すだけで、こんなに気持ちが軽くなるんだ」と感じられるかもしれませんよ。

眠れない夜は、自分の心が「ちょっと休ませて」とサインを出しているとき。

そんなときこそ、自分にやさしくできるチャンスかもしれません。


マインドカフェでは、どんな小さな悩みにも寄り添うオンラインカウンセリングを提供しています。

「眠れない」「しんどい」と感じたら、いつでもあなたのタイミングでご利用くださいね🍀

参考文献:

・厚生労働省「こころの健康について」

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000189693.html

※このコラムは、一般的なメンタルヘルスに関する情報提供を目的としたものであり、診断や治療を目的としたものではありません。

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